女性アクションが好きで

録画していた『AVA/エヴァ』(2020年/監督:テイト・テイラー)を観る。凄腕の女性暗殺者のトラウマと復讐を描いたアクション映画です。

組織の命令に従って暗殺をこなしてきたエヴァジェシカ・チャステイン)ですが、標的を間違えるミスを犯します。上司のデューク(ジョン・マルコビッチ)は指令した自分のミスとして、原因を究明するまでエヴァに休養を要請。母(ジーナ・デイヴィス)が心臓病で入院したことを知ったエヴァは8年ぶりに故郷へ帰ります。恋人だったマイケル(コモン)は妹と結婚しており、アルコール依存で薬物中毒だった過去のトラウマがよみがえります。デュークは暗殺失敗が組織の幹部サイモン(コリン・ファレル)が仕組んだ罠だと知り……

暗殺者としてのパートと故郷でのトラウマのパートとの繋ぎが悪く、別々の物語という印象を受けます。ジェシカ・チャステインはこの作品のために身体を鍛えたらしく、アクションの動きは悪くありません。ジョン・マルコビッチコリン・ファレルジーナ・デイヴィスといった主演クラスが傍に回っており、A級の風格。だけど、中味はB級で~す。

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