続いて

録画していた『唐人街探偵 東京MISSION』(2021年/監督:チェン・スーチェン)を観る。東京を舞台に、密室殺人の謎を追うミステリーアクションです。

ケンカは強いが、いい加減な自称探偵タン(ワン・バオチャン)と、天才的な推理力を持つチン(リン・ハオラン)が、日本の探偵・野田(妻夫木聡)からの要請を受けて日本にやって来ます。ミッションの内容は、東南アジアを拠点とするマフィアの会長が密室で殺された謎を解明し、容疑者にされたヤクザの親分(三浦友和)の無実を証明すること。タイから来た元刑事の探偵ジャック(トニー・ジャー)も加わり、捜査を始めるタンとチンですが、殺された会長の女性秘書(長澤まさみ)が何者かに誘拐されます。エリート刑事(浅野忠信)や謎の指名手配犯(染谷翔太)も絡み、事態は複雑化していき……

シリーズ第3弾ということですが、前2作は観ておらず東京が舞台ということで視聴。昨日観た『燃えよデブゴン/TOKYO MISSION』と違って本格的なロケをしています。但し、渋谷のスクランブル交差点での撮影許可がおりず、足利市に総工費3億円といわれるオープンセットを作ってしまうところにハリウッドに負けない中国のパワーを感じますね。エンドクレジットで踊っているのは、エキストラの足利市民とのこと。

密室殺人のトリックもしっかりしたものだし、ワン・バオチャンとトニー・ジャーが繰り広げるアクションも悪くありません。だけど、いかんせん138分は長すぎます。内容的には2時間以下で収まるストーリーで~す。