今週最後も

DVDボックス『五人の野武士』の9~12話を観る。

第9話「忍法“忍び返し”」は、落城した姫君(北川美佳)を利南八郎太(宝田明)・忍びの三太夫(高橋俊之)・甘楽主水介(松山省二)・伊賀良五平衛(人見明)が落ちのびさせる物語。敵の城内に忍び込んで火薬庫に火をつける仕事を引き受けた八郎太たちですが、目的は城内に秘蔵されている砂金を奪うこと。火薬庫に火をつけることに成功するものの、砂金は見つからず、雇い主の侍大将(竜崎一郎)から命を狙われる始末。城を脱出した姫君と出会った八郎太は、姫を助けることに……

役者なりたての伊吹吾郎が城方の侍で出演していました。セリフはほんの少しですがヘタクソ。五人の野武士でなく四人の野武士です。 

第10話「狼火砦にあがる」は、奪った鉄砲と、父の仇を捜す野武士をめぐる物語。主水介と三太夫が織田から徳川へ運ぶ鉄砲200挺を奪い、炭焼きの市助(岡田英次)と娘たみ(嘉手納清美)の家に隠します。そこに、父の仇を捜す新見新八郎(田村正和)が、野田砦の侍(佐藤京一)に乱暴されそうになったたみを救って出現。五平衛と四方弁之進(堺佐千夫)もやってきて鉄砲を売る算段。五平衛と弁之進が武田軍に鉄砲を売りに行きますが失敗して、弁之進が鉄砲傷を負います。武田軍にいた伴右近(中山仁)が二人に気づき、彼も合流。市助が弁之進の治療をするのを見て新八郎は、市助が父の仇であることに気づきますが、右近が止めにはいります。鉄砲を横取りしようとしている野田砦の領主がたみを誘拐し……

4話以降登場していなかった弁之進が久々の登場。今回は、右近・主水介・三太夫・五平衛・弁之進で五人の野武士です。

第11話「少年ゲンと野武士」は、家来になりたいという少年ゲン(穂積ペペ)につきまとわれる右近が、八郎太・主水介・三太夫・五平衛と農民を守って悪領主(沢村宗之助)と戦う物語。八郎太は女(中原早苗)と気楽に暮らしており、ラストで戦いに参加です。農民の長役で徳大寺伸が出演。

第12話「十三人の盗賊」は、村を襲う白頭巾(渡辺文雄)の盗賊相手に八郎太・主水介・三太夫・五平衛が戦う物語。白頭巾が馬上の殺陣を見せるんですが、顔が見えないのでおそらくスタンドインでしょう。主水介と三太夫は最後に顔をみせるだけ。今回も、五人の野武士でなく四人の野武士で~す。

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