先週に続き

DVDボックス『五人の野武士』の13~16話を観る。

第13話「赤い砦の狼」は、代官(小林重四郎)と結託して農民を苦しめる野盗(山本麟一)を退治。野盗と間違えて斬りかかってきた農民を殺してしまった利南八郎太(宝田明)が、忍びの三太夫(高橋俊之)・甘楽主水介(松山省二)・伊賀良五平衛(人見明)と砦にいる野盗と戦います。五人の野武士でなく四人の野武士ね。

第14話「血闘虎谷の関」は、宿場町を支配する凄腕の郡代との戦い。郡代・郡一角は(内田良平)は、関所を通る商人から不当な通行料をとっていますが、関所奉行(明智十三郎)は見て見ぬふり。馬宿の主(加茂さくら)が三太夫と五平衛を雇って郡代と対決しようとしますが、彼らの手におえません。そこへ剣豪・船山次郎(三船敏郎)と次郎を追って主水介がやってきます。次郎の腕をみた郡代は、新見新八郎(田村正和)を雇いますが……

ムチの名人・内田良平と三船の対決が見どころになっています。三船は三度目、田村正和は二度目の登場。この二人は野武士ではないのですが、二人を入れないと五人の野武士になりません。

第15話「剣豪故郷へ行く」は、偽の船山次郎(南廣)を本物が退治する物語。伴右近(中山仁)・三太夫・五平衛は、船山次郎が領主をしているという土地にやって来ますが、悪辣非道な領主という評判。そこに本物の船山次郎が現れて……

大原麗子が三船に助けられる村娘役で顔みせ程度に少しだけ出演。主水介はラストの斬りこみに出てくるだけ。一応、五人の野武士ね。

第16話「野望に賭ける」は、対立している二つの勢力をめぐる物語。新八郎・三太夫・五平衛・主水介は、黒田軍と赤星軍が対立している土地にやってきます。赤星将監(田崎潤)に雇われている女野武士・紫乃(土田早苗)の誘いで新八郎と三太夫は赤星軍へ、黒田軍の侍大将・植草大蔵(土屋嘉男)の誘いで五平衛と主水介は黒田軍へ……

今回は、新八郎・三太夫・五平衛・主水介・紫乃の五人の野武士です。

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