韓国時代劇から

録画していた韓国時代劇『王女ピョンガン 月に浮かぶ川(全22回)』を観了。国を守る王女と純朴な青年の真実の愛と戦いを描いた歴史ドラマです。

主人公のピョンガン(キム・ソヒョン)は、高句麗第25代平原王(キム・ボムレ)の娘で、朝廷で権力を握るコ・ウォンピョ(イ・ヘヨン)の陰謀で母を殺され、記憶を失い刺客集団の一員として育ちます。コ・ウォンピョに一族の長であった父を殺されて山奥で暮らしていたオン・タル(ナ・イヌ)と出会い、愛しあうようになって記憶を取り戻し、コ・ウォンピョと対決。ピョンガンに恋するコ・ウォンピョの息子コ・ゴン(イ・ジフン)との三角関係、さらにコ・ゴンに恋する新羅密偵ヘ・モヨン(チェ・ユファ)が加わり四角関係。コ・ウォンピョは18回で倒し、19回からは4年後で平原王は亡くなり、後を継いだ弟との確執と、新羅との戦いです。最後の4回は付け足しのようなもの。

ピョンガン王女が貧しくマヌケなオン・タルに嫁いだことをきっかけに、オン・ダルが隠れた才能を発揮し、高句麗を代表する将軍になったという昔話がモチーフになっているとのこと。ちなみに、ピョンガンもオン・タルも実在の人物。最終回の新羅との戦いでオン・タルは戦死するはずが……ムチャクチャな設定でハッピーエンド。史実よりもラブを優先する定番的な韓国歴史ドラマで~す。

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