未見のテレビ西部劇

テレビ創生期にKRT(現:TBS)系列で1958年2月1日~7月26日に放送された『ブレイブ・イーグル』を観る。広島では放送されておらず、ユーチューブで観賞。白人との平和共存を願うシャイアン族の若き酋長の物語。

叔父である砦の司令官マシューズ大佐(ピエール・ワトキン)に会いに行く途中で白人に敵対するインディアンに襲われたペニー(シンシア・シュノー)をブレイブ・イーグル(キース・ラーセン)が救います。ペニーはイーグルの部落でムーンファイアーと呼ばれ、イーグルの養子キーナ(アンソニー・ヌムケナ)と仲良くなりますが、イーグルを慕うモーニングスター(キム・ウィノナ)はイーグルがペニーに親切にするのを見て嫉妬。モーニングスターは、ペニーが部落にいることをマシューズ大佐に知らせますが、マシューズ大佐はペニーが拉致されたと勘違いして、救出のために兵を率いて砦を出発。ブレイブ・イーグルは誤解をとくために……「Moonfire」

鳴き声だけがして姿を現さぬ動物に怯える部落の人たちを、まじない師のブラッククラウドは、それが悪霊であると言って恐怖を煽ります。ブレイブ・イーグルは、それが本当の動物であることを証明するために足跡を追跡。日頃からイーグルと敵対しているブラッククラウドは、イーグルを罠にかけようとしますが……「Witch Bear」

ブレイブ・イーグルが相手をするのは、白人を襲うインディアンであったり、まじないで部落民に恐怖をあたえる呪術師など。白人に味方し、白人の文化を吸収しようとするブレイブ・イーグルは白人にとって理想的なインディアン。いかにもといった白人上目線の50年代の西部劇で~す。

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