原作は名作古典SF

録画していた『シン・宇宙戦争』(2021年/監督:マリオ・N・ボナシン)を観る。H・G・ウェルズの古典的小説を新たな解釈で映画化したB級SF映画です。

天文学者のアリソン(エミリー・キリアン)と彼女の父ヘンリー(アンソニー・ジェンセン)は、火星の地中から何かが放出されるのを観測。火山活動と思っていたら、それは火星人の宇宙船団だったのです。地球に飛来した宇宙船は、3本足の歩行兵器トライポッドを投下。攻撃防御のシールドと圧倒的火力で都市を破壊していきます。アリソンはリード大将(トム・サイズモア)から火星人の弱点を調査する依頼を受けますが……

少ない登場人物が語り合うだけの退屈な作品。宇宙船やトライポッドのCGはそれなりにできているのですが、金のかかる都市破壊シーンは殆どありません。天体観測所やハイキングコースといった狭いエリアで主人公たちはシコシコ活動ね。火星人の免疫力の弱さをついて細菌攻撃して、メデタシ、メデタシで~す。

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