引退する前に

録画していた『コズミック・シン』(2021年/監督:エドワード・ドレイク)を観る。遠い未来の宇宙空間での異星人との戦いを描いたブルース・ウィルス主演のSFアクションです。

2524年、地球から遠く離れた外惑星に異星人が襲来。異星人の敵対行動報告を受けた人類連合は、宇宙戦争の勃発に備え、“血の将軍”と呼ばれた悪名高き戦争の英雄フォード元将軍(ブルース・ウィルス)を緊急招集します。軍への復帰を条件に彼はライル将軍(フランク・グリロ)の精鋭部隊に合流しますが、既に異星人の猛攻がはじまり……

ブルース・ウィルス最後の作品かもしれないと思って観賞。これも、B級映画の客寄せパンダ化した作品。映像は500年後の世界には見えないし、異星人の造形も酷いです。人間に寄生する設定も何の捻りもなく、中途半端。ブルース・ウィルスのセリフが少ないのは失語症を考慮してのことでしょうなァ。「平和は先制攻撃の上に成り立つ」は、ロシアが歓びそうな言葉で~す。