ゲーム原作続きで

録画していた『サイレントヒル』(2006年/監督:クリストフ・ガンズ)を観る。人気ゲームソフトを実写化したサスペンスホラーです。

ローズ(ラダ・ミッチェル)とクリストファー(ショーン・ビーン)の夫妻は、情緒不安定な9歳の養女シャロンジョデル・フェルランド)が“サイレントヒル”と口走るのを心配しています。ローズが調べるとサイレントヒルという町がバーモント州にあることが判明。娘の不調の原因を求め、ローズはシャロンを連れてサイレントヒルに向かいます。町は30年前の大火災で誰も近づかないゴーストタウン。途中で婦人警官のシビル(ローリー・ホールデン)に女児誘拐犯と間違われて追われ、事故を起こします。気がついてみるとシャロンは消えており、シビルはローズを連行しようとしますが、帰り道が消えており、二人は町の捜索を開始しますが……

これまた、原作のゲームは知りませんが、顔も両腕も持たず全身で吠える身体たち、頭部の代わりに金属製の三角体を戴く筋肉質の大男、顔面を腐敗した包帯で覆った看護婦たちはゲームの中にでてくる怪物のようで、しっかりした造形になっています。表世界から裏世界への行き来がどうなっているのか今イチよくわからなかったのですが、裏世界での恐怖演出は悪くありません。子役のジョデル・フェルランドは不気味感があってグッド。ゲームを知らなくても、それなりに楽しめま~す。