カンフーアクション期待で

録画していた『レジェンド・オブ・カンフー 太極拳』(2020年/監督:グオ・ユーロン)を観る。太極拳創始者とされる張三宝の活躍を描くファンタジー・アクションです。

元朝末期の中国、悪の集団・修羅幕が天下統一のために無敵のパワーを得られる秘伝書を狙って張三宝(リュー・イーチャン)をおびきよせます。秘伝書をめぐる戦いが繰り返されるわけですが、CGとワイヤーアクションの連続で、本格的なカンフーアクションを期待していたのにそれはなし。北斗の拳みたいに“太極奥義!究極拳法”と叫びながら、目にもとまらぬ速さで拳を、秘伝書を奪った敵ボスに叩き込むのですが、凄さよりも可笑しさを感じましたよ。安手の中国B級作品で~す。