シリーズだったので

録画していた『るろうに剣心 最終章The Final』(2021年/監督:大友啓史)を観る。西南戦争終結後の明治時代を舞台にしたシリーズ4作目で完結編2部作の第1部です。

上海裏社会を支配する雪代縁(新田真剣佑)は、姉の巴(有村架純)を斬殺した剣心(佐藤健)と明治政府に復讐するために日本へ帰ってきます。縁は剣心と明治政府に恨みを持つ者たちを配下にし、剣心に関わる人たちを襲撃。責任を感じた剣心は、薫(武井咲)や左之助青木崇高)たち仲間に自分の過去を話します。かつては“人斬り抜刀斎”だった剣心は巴と愛しあう仲になり、“人斬り”から足を洗いますが、巴を斬らざるを得ない事態となり……

谷垣健治のアクション演出は新時代を築いた感じですね。半端じゃなく凄いです。マンガ的面白さね。チャンバラの殺陣とは別物で、チャンバラ映画好きには違和感があるでしょう。

前3作で登場した人物も賑々しく顔を揃え、最終章にふさわしいものになっていますが、物語に深みはありませ~ん。