少し古いが

録画していた『リボルバー』(2005年/監督:ガイ・リッチー)を観る。リュック・ベッソンが製作したサスペンス映画です。

カジノ王マカ(レイ・リオッタ)によって7年間投獄されたジェイク(ジェイソン・ステイサム)は、刑務所内であらゆるペテンの技術を学んで出所します。復讐のためにジェイクはマカのカジノで大金を巻き上げることに成功。さらなる復讐を恐れたマカは、凄腕の殺し屋ソーター(マーク・ストロング)を雇ってジェイクを殺そうとしますが……

回想と実像と妄想が混在していて、何が何やらわからない作品。ソーターに襲われた時に現れた2人の謎の人物ザック(ヴィンセント・パストーレ)とアヴィ(アンドレ・ベンジャミン)が刑務所で究極の勝利の方程式たるペテンのやり方を教わった“チェスの天才”と“ペテンの達人”と思われるのですが、現実なのか妄想なのかはっきりしないんですよ。復讐そのものも夢想の世界と思われたりしてね。ガイ・リッチーの自己満足作品という評価に納得です。髪のあるジェイソン・ステイサムを見ただけで満足としましょう。