監督期待で

録画していた『コードネームB.A.D.G.E.R.』(2021年/監督:カーク・クーエット)を観る。ベテランスタントマンのカーク・クーエットが監督・脚本・主演したアクション映画です。

殺し屋ディーン(カーク・クーエット)は、社交性に乏しく単独行動を好み、脅されると極度の攻撃性を示すことから、その習性がよく似ているBADGER(アナグマ)と呼ばれています。そんな彼に、13歳の頃アルバニア系の犯罪組織に誘拐され、今ではそのボスのヴァシリー(マイケル・コプサ)に支配されながらアダルトサイトで働く女性ヴェルヴェット(アンドレア・ステファンシコヴァ)に接触し、組織の内情を探る仕事が舞い込みます。ディーンはヴェルヴェットを愛するようになり、組織を壊滅させてヴァシリーを殺すことを決意し……

スタイリッシュに描こうとしたのでしょうが、それが全然似合わないカークにアンドレア。間延びした演出に、やたらとカメラを振りまわすアクション。正統スタント・アクションを期待したのですが、予想は大外れで~す。