日本では未放送だった

友人から送られてきた『ブリスコ・カウンティJR 秘球の伝説』(1993年/監督:ブライアン・スパイサー)を観る。名保安官だった父を殺された主人公が犯人一味を追跡するテレビ西部劇のパイロット版にあたるテレビムーヴィです。

ジョン・ブライ(ビリー・ドラコ)を護送していたブリスコ・カウンティがブライ一味に襲撃されて殺され、ブライは脱走。ブライ一味に被害を受けている事業家たちがカウンティの息子ジュニア(ブルース・キャンベル)を雇い、ブライ一味の逮捕を依頼します。ジュニアは、一味の幹部ビック・スミス(M・C・ゲイニー)の愛人ディキシー・カズンズ(ケリー・ラザフォード)を尾行。ビック・スミスはソログッド(スチュアート・ホイットマン)の鉱山で発見された秘球を狙っています。その秘球には謎のパワーがあり……

IMDbによると、全27話(パイロット含む)からなるテレビシリーズ。ライバルの賞金稼ぎボウラー(ジュリアス・キャリー)と仕事の仲介人である弁護士ソクラテス(クリスチャン・クレメンソン)がレギュラーのようです。それと愛馬のコメットね。この馬の演技がなかなかでもので笑わせてくれます。ロケットを取りつけたトロッコで列車を追跡したりとか、全体的にコミカルタッチの西部劇ですな。

主人公を雇う事業家の役で、ロバート・フラー、ジェームズ・ドルリー、ポール・ブリネガーといった懐かしい顔がカメオ出演テリー・ファンクまで出ていましたよォ。