これで最後

友人から送られてきたNETFLIXのテレビ西部劇『ゴッドレス(全7回)』の第5話~7話を観る。

第5話「銃の名手」

フラッシュバックで、ロイがグリフィンに息子のように育てられた経緯がわかります。ロイはカリフォルニアを目指す兄に、孤児の世話をしているシスター・ルーシーの元に置き去りにされ、兄を追ってルーシーの家を出て路頭に迷っていたところをグリフィンに救われるのです。グリフィン一家で稼いだ金を、養ってくれたルーシーに届けた時、ルーシーから兄からきた手紙を手渡されます。

第6話「ロイに宛てた手紙」

アリスに読み書きを教わったロイは、兄からの手紙を読み、カリフォルニアに行くことを決意。調教した馬をラ・ベルの町へ運び、牧場を出ます。ラ・ベルの町にやってきた新聞編集者のグリッグはロイを目撃。グリッグの記事を読んだグリフィンはロイを求めてラ・ベルの町へ向かいます。マギーは、町民を町から避難させることを考えますが、鉱山会社のローガンが馬を盗んで逃走。

第7話「再びラ・ベルへ」

自分がラ・ベルの町に運んだ馬を連れているローガンを見つけたロイは、ラ・ベルの町に向かっているマクニューから事情を知り、ローガンを成敗。マギーは銃を扱える女性を集め、グリフィン一味の襲来に備えます。アリスも彼女たちに合流。ホワイティーは黒人の村に加勢を求めますが、既にグリフィン一味が惨殺したあと。グリフィン一味がラ・ベルの町に着き、待ち構えていた女性たちと銃撃戦になります。マクニューとロイも町に戻り、一味の残りと対決。ホワイティーを含む多くの犠牲者を出しながら、グリフィン一味を全滅させます。ロイは一人逃げ出したグリフィンと対決。グリフィンを倒したロイは、アリスをマクニューに託し、大金を残して兄のいるカリフォルニアへ旅立つのです。

ラ・ベルの女性たちとグリフィン一味の銃撃戦は迫力あります。マギーとアリスの射撃はさまになっていますよ。ドイツ人女性の二挺拳銃もね。裸で馬に乗ったりして、最初は彩だけの存在かと思いましたが、最後で射撃を見せてくれる存在。女性たちの活躍の前に、ホワイティーがガンプレイを見せることなくアッサリ殺されちゃっても惜しくなかったです。マギーとキャリーがレズの関係だったり、白人を信用しない黒人集落など現代性も織り込み、人間ドラマも申し分なく上出来の作品といえま~す。画像は、マギー役のメリット・ウェバー。