大作SFなので

録画していた『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021年/監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ)を観る。砂の惑星デューンの支配をめぐる戦いを描いたSFアクションです。

デューンと呼ばれる砂の惑星アラキスはハルコンネン家の管理下におかれていましたが、宇宙皇帝の命令でレト・アトレイデス(オスカー・アイザック)が管理することになります。アラキスには宇宙で最も価値のある物質メランジがあり、皇帝の命令には複雑な罠が仕掛けられていたんですな。力をつけてきたアトレイデス家を、管理権を奪われたハルコンネン家をつかって倒すのが目的。ハルコンネンの軍隊の奇襲によりアトレイデス家は全滅。唯一生き残った息子ポール(ティモシー・シャメラ)と母ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)は砂漠に逃れ、砂漠の民フレメンと出会います。ポールには特殊な能力があり……

アカデミー賞では多部門でノミネートされたように、映画としての総合力は優れています。だけど、突出したものがないんですよね。ジョシュ・ブローリンジェイソン・モモア、デイブ・バウティスタのアクションもそれなりの出来。CG映像も特に目をみはるものはありません。

原作はフランク・ハーバートが1965年に発表した大長編SF。この作品はパート1にあたるようで、パート2が2023年公開予定で製作されていま~す。