本日も

キイハンター』のDVDボックス4枚目の「蒸気機関車 大渓谷の決戦」「サイコロGメン 死んで貰います」「お化け怪獣大戦争」「真昼の決戦!すれすれ愚連隊」を観る。

蒸気機関車 大渓谷の決戦」は、昨日の「荒野の列車大襲撃作戦」の続きで、アラブ革命委員会の人質になっていた谷口ユミ(大川栄子)を救出しますが、テロリストのリコ(深江章喜)には逃げられます。アラブ革命委員会は敵国と休戦したため、リコを敵国に引き渡すことを決定。そのことを知ったリコは、国際警察に自首することを決意し、風間(千葉真一)と一緒に革命委員会の追撃を逃れ……前回と同様に千葉真一はスタントなしで尾小屋鉄道の列車の上で大格闘。

「サイコロGメン 死んで貰います」は、マフィアと手を組もうとしていることに反対して関東連合会を脱会したヤクザの組長が殺され、組長に恩のある侠客となって風間が、組長の娘に味方して悪ヤクザ(室田日出夫)退治。売れる前の小林稔侍がチンピラヤクザで出演しています。東映任侠映画のパロディね。

「お化け怪獣大戦争」は、人形が殺人を行うように、殺人鬼の魂を人形に入れる気狂い博士(天本英世)とユミが戦う物語。あまりに馬鹿々々しい展開で、ユミが見た夢だったという安易な結末のエピソード。

「真昼の決戦!すれすれ愚連隊」は、津川啓子(野際陽子)・吹雪一郎(川口浩)・風間・ユミの4人が映画を観に行くのですが、その映画は島竜彦そっくりの谷隼人の主演する「真昼の決戦!すれすれ愚連隊」という映画。キイハンターの物語でなく、愚連隊の争いを描いた映画の話になっています。マンネリ打破のために、セルフパロディにして工夫を凝らしているのはわかりますが、陳腐、陳腐。