懐かしの海外ドラマ

スーパードラマTVで毎朝放送している『謎の円盤UFO』を観る。日本テレビ系列で1970年10月3日~71年3月27日に放送されていたSFドラマです。

「1980年、すでに人類は地球防衛組織シャドー(S.H.A.D.O.)を結成していた。シャドーの本部は、イギリスのとある映画会社の地下深く秘密裏に作られ、冷静沈着なストレイカー最高司令官の下、日夜謎の円盤UFOに敢然と挑戦していた」のオープニングナレーション通り、シャドーと地球侵略を狙うUFO(異星人)との戦いを描いた物語。パニックを防ぐためにUFOの存在は民衆には知らされておらず、シャドーも秘密の組織です。

シャドーの防衛システムは、まず地球衛星軌道上にあるコンピュータ衛星シド(SID)が地球に接近するUFOを感知。そのデータをもとに、第1次防衛網を発動。月面にある前線基地ムーンベースから宇宙迎撃戦闘機インターセプターが発進し、装備されているミサイルでUFOを撃退。それを突破された時は、第2次防衛網が発動。7つの海に配備された特殊潜水艦スカイダイバーの前部に装着されている超音速ジェット戦闘機スカイ1(ワン)が海中から発進してUFOを撃ち落とします。それらの防衛網をかいくぐり、UFOが地表に姿を隠した時に出動するのが探査戦闘車両シャドーモービル。レーダーを備えた指令車を中心に4台1チームでUFOを探索し、上部ミサイルランチャーでUFOを破壊します。厳重な防衛システムを組んでいても、いろいろな方法でUFOは地球に侵入。UFOに対し、ストレイカー(エド・ビショップ)がとる作戦、駆け引き、そしてメカニックの特撮シーンが見どころになっています。

サンダーバード』を製作したジェリー・アンダーソン率いるセンチュリー21プロダクションの作品なので、シャドーのメカニックはミニチュアとは思えない見事な出来ばえです。画像は、ムーンベースの指揮官エリス中尉役のガブリエル・ドレイク。コンピュータ以上の冷静な判断力を持つ美女。地上勤務の時はブラウンの髪にミニスカートで~す。