ステイサムなので

録画していた『キャッシュトラック』(2021年/監督:ガイ・リッチー)を観る。復讐のために現金輸送車の警備員になった男を描く犯罪アクションです。

愛する息子を現金輸送車襲撃の巻きぞえで殺された“H”(ジェイソン・ステイサム)は、ロサンゼルスの警備保障会社で現金輸送車の警備員になります。現金輸送車が襲撃されますが、見事に撃退。同僚のブレット(ホルト・マキャラニー)とデイヴ(ジョシュ・ハートネット)は彼の正体に疑問を抱きはじめますが……

“H”は犯罪組織のボスでしたが、息子を殺した現金輸送車強盗団が犯罪組織によるものでないとわかり、復讐のために警備員となって一味を待ち構えているんですな。一味は退役した帰還兵による軍隊組織で、大金が集まるブラック・フライデーに襲撃を計画。

チャプター構成で展開し、チャプター毎にサブタイトルがあって謎が解明していきます。最終章の「肝臓・脾臓・肺・心臓」は、まさに「なるほど!」でしたよ。ツッ込みどころは多々ありますが、アクション映画としての面白さは満喫できます。スコット・イーストウッドでは、まだまだステイサムにかないませ~ん。