核戦争後の世界

本日は広島に原爆投下されてから77年目。第三次世界大戦後を描いた名作映画に『渚にて』(1959年/監督:スタンリー・クレイマー)があります。

物語はアメリカの原子力潜水艦がオーストラリアのメルボルンに入港するところから始まります。数ヶ月前に起こった第三次世界大戦のために、地球上は放射能に汚染され、南半球の一部を除いて世界の人類は死滅。その南半球にも危険は迫っており、オーストラリアの若い海軍中尉(アンソニー・パーキンス)に艦長(グレゴリー・ペック)は同乗を命じます。死の迫るメルボルンの町で艦長は、科学者(フレッド・アステア)や美しい婦人(エヴァ・ガードナー)と知りあいますが、生存者捜索のために出航。再び帰ってきた時、もはや南半球にも死が訪れ……

アクションや禍々しい特撮は排除し、静かなタッチで描いた作品。DVDが発売されていますが、購入してまで観る気はおきず、どこかで放送してくれないかなァ。