先週に続き今週も

懐かしの海外ドラマ『スタートレック』のDVDボックス(シーズン1)6枚目を観る。収録されているのは、「ゴリラの惑星」「ゴトスの怪人」「怪獣ゴーンとの対決」の3エピソード。

「ゴリラの惑星」は、原始人のいる惑星に不時着したスポックたちのサバイバルです。異状現象に遭遇したエンタープライズは、スポック(レナード・ニモイ)やマッコイ(デフォレスト・ケリー)たち7人を乗せたガリレオ号が調査に行きます。ムラサキ現象と呼ばれる強烈な磁気嵐のために操縦不能に陥り、惑星に不時着。エンタープライズとは連絡がつかず、スポックはガリレオ号を修理して惑星の軌道に戻ろうと考えます。エンタープライズは緊急の医療物資を運ぶ途中だったので、ガリレオ号捜索にカーク(ウィリアム・シャトナー)が許された時間は48時間。惑星には獰猛な原始人がおり……

何でも論理的に進めるスポックに対してマッコイたちが反発します。スポックが最後にくだした決断がスポックらしくもあり、スポックらしくもないものでした。

「ゴトスの怪人」は、惑星ゴトスを支配する男とカークの対決。エンタープライズの前に謎の惑星ゴトスが現れ、カークと加藤(ジョージ・タケイ)がその惑星に転送されます。ゴトスの支配者トレラン(ウィリアム・キャンベル)は物質を支配し、惑星までも意のまま。地球人に興味を持っており、トレランはスポックたち乗組員も中世の城のような自分の屋敷に招待しますが……

トレランの超能力の前にカークたちは無力です。トレランの行動にはどこか子供っぽいところがあって、それが最後のオチになっています。画像は、カークと加藤。加藤は日本語吹替時に付けられた名前で、オリジナルの名前はスールー。

「怪獣ゴーンとの対決」は、高度な文明を持つ異星人によって、カークとエイリアンが決闘。地球連邦の前哨基地を攻撃したエイリアンの宇宙船を追ったエンタープライズは高度な文明をもつ太陽系に侵入。エンタープライズと敵宇宙船は身動きがとれない状況になります。異星人は、カークと敵艦長を惑星に転送し、決闘によって勝負をつけるように通達。敵であるゴーン星人はトカゲ型人間で分厚い皮膚は衝撃に強く、カークは圧倒的不利に……

カークは武器を作ってゴーン星人を倒しますが、命を助けます。異星人は地球人が野蛮でないことを理解し、エンタープライズは無事帰還できま~す。