昨日に続き

懐かしの海外ドラマ『スタートレック』のDVDボックス(シーズン1)7枚目を観る。収録されているのは、「宇宙歴元年7.2」「宇宙軍法会議」「ベーター・スリーの独裁者」の3エピソード。

「宇宙歴元年7.2」は、エンタープライズが1960年代の地球にタイムスリップした物語。暗黒星の重力が逃れるためにワープ速度を最大限に逆噴射したエンタープライズは1960年代の地球上空にタイムスリップします。エンタープライズみつけたジェット戦闘機が未確認物体として攻撃するのを防ぐために防御シールドを張りますが、そのため戦闘機は破壊。カーク(ウィリアム・シャトナー)はパイロット(ロジャー・パリー)の命を救うためにエンタープライズに転送します。パイロットの将来生まれてくる息子が土星探査の英雄とわかり、地球に送り返さねばなりませんが、歴史を狂わせないためにスポック(レナード・ニモイ)が計画を練りますが……

元の時代に戻るためにエンタープライズがとったのは、太陽を利用して暗黒星の時と同じ対応をすること。ドラマを続けるための簡便な方法でしたな。

「宇宙軍法会議」は、誤った判断で乗組員を殺した罪でカークが軍法会議にかけられる物語。イオン嵐に遭遇したエンタープライズは、観測室にいるフィリスにカークは避難を命じ、観測室を本船から切り離します。フィリスは行方不明となり、コンピュータの記録では避難を命じる前に切り離したことになっており、カークは軍法会議に出廷し……

コンピュータよりも人間を信じるという弁護士役でエリシャ・クック・ジュニアが出演。スポックが論理的判断でコンピュータの異状を見つけます。

「ベーター・スリーの独裁者」は、洗脳によって住民を支配している独裁者の謎をあばく物語。100年前にアルコン号が消息を断った惑星ベーター・スリーにエンタープライズがやってきます。調査に行った加藤(ジョージ・タケイ)が妙に至福の状態で戻ってきたことから、カーク自らスポックやマッコイ(デフォレスト・ケリー)たちを率いて上陸。ランドールという男が6000年もの間支配していることがわかり、カークたちはランドールの正体を探りますが…… 

ネタバレすると、その正体は戦争をなくすためにランドールが作ったコンピュータ。住民は自由意志を吸収されており、至福感情だけを持たされていたんですな。“お祭り”という儀式で若者たちは性解放され子孫存続で~す。