飽きもせず

懐かしの海外ドラマ『スタートレック』のDVDボックス(シーズン1)9枚目を観る。収録されているのは、「地底怪獣ホルタ」「グリンゴン帝国の侵略」「二つの宇宙」の3エピソード。

「地底怪獣ホルタ」は、鉱山に現れた怪獣との対決。惑星ヤヌスを訪れたエンタープライズはコロニーの責任者から鉱山内に怪獣が現れたことを知らされます。カーク(ウィリアム・シャトナー)とスポック(レナード・ニモイ)は怪獣との接触を試みますが……

怪獣は外見とは裏腹に知性があり、鉱夫たちに卵を壊されたことから人間を襲ったのね。鉱夫たちは、それが卵とは知らなかったんです。怪獣は岩盤を食料にしており、共存できることがわかって、メデタシ、メデタシ。

グリンゴン帝国の侵略」は、地球連邦とグリンゴン星の戦術的重要地点にある惑星をめぐる物語。地球連邦とグリンゴン星が戦争状態になり、エンタープライズは戦術的拠点となる惑星オーガニアを訪れます。グリンゴン艦隊がオーガニアにやってきて惑星を占領。オーガニア人は争いを好まない種族で……

進化が遅れていると思われていたオーガニア人が、地球やグリンゴンより高度な能力を有しており、両者の兵器は無力化します。戦争どころでなくなり、メデタシ、メデタシ。

「二つの宇宙」は、パラレルワールドとの接合をめぐる物語。異状震動を感知したエンタープライズは、惑星で謎の物体と男を見つけます。男は並行世界にいるもうひとりの自分を殺そうとしており、物体は並行世界への入り口。並行世界の入り口を開けるには、エンタープライズの動力源であるジリチウム結晶が必要で……

どちらかの世界で、もうひとりの自分を殺したら宇宙全体が消滅するという理屈がわかりません。入口を破壊して、メデタシ、メデタシ。

画像は、登場回数の多い4人。全話(79話)登場しているのがカークにスポック。当たり前か。マッコイが76話で、通信担当のウーラ(ニシェル・ニコルズ)は69話に出演していま~す。