演技派スター共演で

録画していた『リトル・シングス』(2021年/監督:ジョン・リー・ハンコック)を観る。オスカー俳優3人が共演したクライムサスペンスです。

カリフォルニア州の郡保安官代理のディーク(デンゼル・ワシントン)は、雑用で古巣のLA郡保安局に出向き、LAを騒がせている猟奇連続殺人事件を捜査しているバクスターラミ・マレック)と出会います。5年前に関わった未解決連続殺人事件と手口が似ていることからディークはバクスターに協力。さまざまな状況証拠からスパルマという男(ジャレッド・レト)が容疑者として浮かび上がってきますが……

ディークは事件のトラウマを抱えており、バクスターもラストで事件のトラウマを抱えるという捻った展開で味わいあるサスペンスになっています。ジャレッド・レトのサイコ演技がグッドで、最後まで犯人なのか犯人を装っていたのかわかりません。気分はスッキリしませんが、モヤモヤ感によって印象づけられる作品で~す。