何も考えなくていいので

録画していた『ハンターVSハンター』(2021年/監督:クリスチャン・セスマ)を観る。娘を捜すタフガイの父親が悪党と戦うB級アクション映画です。

田舎町を訪れたジェイク(ポール・スローン)は、ストリップクラブでトラブルを起こして保安官事務所に連行されますが、パトカーを奪って逃走。ジェイクは失踪した麻薬依存症の娘メリッサ(クレア・ニアズ)を捜しており、一帯を支配する農園主ニコルス(ジェイク・ウェバー)の息子ボビーがメリッサに麻薬を与えたことを知ります。ジェイクは怒りにまかせてボビーを殺害。ニコルスは息子の復讐のために農園を守る警備員にジェイクを殺害するように指示。ニコルスが息子の悪事を隠すために麻薬の過剰摂取したメリッサを殺して湖に沈めたことがわかり……

極めてシンプルなストーリーですが、主人公が強い理由や、主人公の上司だったリチャード・ドレイファスが何者なのかわかりません。そんなことは考えずにアクションだけ楽しめということなんでしょう。主人公が娘の麻薬依存を治す依頼をしたマイケル・マドセンは顔を見せる程度。際立ったところはなく、退屈はしないだけという作品で~す。