設定に期待して

録画していた『ドント・ブリーズ』(2016年/監督:フェデ・アルバレス)を観る。盲目の老人が住む屋敷に、泥棒に入った3人が思わぬ反撃にあうスリラーアクションです。

自堕落な母のもとから妹と家出してカリフォルニアに住む夢を持つロッキー(ジェーン・レヴィ)は、周囲には誰も住まない屋敷に住む盲目の男(スティーヴン・ラング)が娘の交通事故の示談金で大金を所持していることを恋人マネー(ダニエル・ソヴァット)の情報で知ります。マネーの提案で、父親が警備会社で働くロッキーの友人アレックス(ディラン・ミネット)を誘って盗みに入ることを計画。軽い気持ちで屋敷に侵入した3人でしたが、盲目の男は元特殊部隊の隊員で、物音に気づかれたマネーが男に撃ち殺され……

前半の30分は状況説明や登場人物の紹介ですが、マネーが殺されてからは恐怖のジェットコースターに転じます。暗闇の屋敷の中では盲目の男の方が圧倒的に有利。盗みに入った連中が気の毒になるくらいのクレー爺に狙われ、おまけに獰猛な犬まで飼っています。屋敷内に閉じ込められたロッキーとアレックスが盗んだ金を持って、どうやって脱出するか色々な見せ場を用意しており、サスペンスがラストまで持続。よく出来たB級映画といえま~す。