脇役期待で

録画していた『レッド・ブレイク』(2021年/監督:ジョン・キーズ)を観る。元海兵隊員と武装集団の戦いを描いたB級アクション映画です。

自分の経営するスーパーマーケットで庶民派下院議員のサム(ジョン・マルコヴィッチ)が演説している時、武装集団が押し入ります。武装集団のボスは、かつてサムと共同経営していた男の息子で、来店客を人質にとって、サムに自分がしてきた悪事を告白するように強要。来店していたカイル(タイリース・ギブソン)は娘を人質にとられます。カイルは元海兵隊員ですが、戦時中の出来事がトラウマになっており、戦う勇気が出ません。しかし、親しくしていた同僚の女性職員が武装集団に撃たれたことから……

セガールやステイサムのようなメチャ強い主人公でなく、周りの人に助けられながら相手の隙をついて倒していくという展開。悪党たちもマヌケなところが多く、隙だらけなんですよ。アクションにコレといったものがなく、緊迫感も今イチで平凡な作品。昨日のモーガン・フリーマンもそうだったけど、ジョン・マルコヴィッチも結局好い人でした。