アクション期待で

録画していた『直撃地獄拳 大逆転』(1974年・東映石井輝男)を観る。ケレン味たっぷりのコメディ・アクションです。

来日した慈善家ザビーネ夫人(ハニー・ブラウン)の10億円の保険がかかった宝石“ファラオの星”が盗まれ、娘も誘拐されます。夫人は保険会社の衆木(丹波哲郎)に娘と宝石の奪回を依頼。衆木が助けを求めた嵐山(池辺良)は、秘書の恵美(中島ゆたか)に命じて甲賀千葉真一)・隼(佐藤允)・桜(郷鍈二)を招集。夫人の秘書・今村(名和宏)が衆木の用意した金を持って指定の場所へ行きますが、3人は犯人一味に出し抜かれ、娘を取り戻したものの金は奪われます。夫人は“ファラオの星”の保険料を衆木に支払わせ、直接犯人一味と取引。保険調査員・紅美湖(志穂美悦子)の調べで、夫人の背後にはマフィアがいて事件は芝居だったとわかります。甲賀・隼・桜の3人はマフィア日本支部にある大金庫から宝石と金を奪おうとしますが……

ハチャメチャで下品なギャグ満載のコメディ・アクション。佐藤允と郷鍈二がいい味を出しています。ただ、忍者+カンフーアクションを見せる千葉真一のスピードについていけてないのが惜しいですけどね。人によっては好みが分かれるかもしれませんが、石井輝男の奇才ぶりを発揮した作品で~す。