昨日に続き

西部劇パーフェクトコレクション「西部への旅路」に収録されている『荒原の征服者』(1948年/監督:アルバート・S・ロゲル)を観る。カナダのロッキー山脈を舞台に野生の白馬を巡って、牧場を継いだ男と牧童頭の女性が織りなすラブ・ロマンス。

ロデオスターのダン・ベネット(ジェームズ・クレイグ)は、父が死んだという報せで仲間のカービー(ジャック・オーキー)と牧場へ帰ってきます。牧場は牧童頭の女性クリス(ジョーン・レスリー)が仕切っており、ダンは正体を隠してカウボーイとして雇われますが、古顔のカウボーイ(チル・ウィルス)に見つかり正体はバレバレ。牧場は野生馬を集めており、ダンは野生馬の群れのリーダーである白馬を捕まえて飼いならすことを決意。クリスはダンが白馬を飼いならした後、牧場を売るつもりだと知ります。牧場を愛するクリスは、ダンが牧場を売らないようにするために……

野生の白馬というのを初めて見ました。テレビ西部劇『ローンレンジャー』のシルバーかな。ロデオシーンが出てくるのですが、チャックワゴンによる競走と牛の乳しぼり競走は初見。チャックワゴン競走はなかなかの迫力でしたよ。カナダのカルガリー州が撮影協力しており、景観は素晴らしいのですがビデオをダビングしたような酷い映像だったのが残念。