時代劇から

BSプレミアムで放送していた『赤ひげ4』を観了。『赤ひげ』は、貧乏人の医療施設・小石川療養所を舞台に、赤ひげと呼ばれる所長・新出去定を主人公にした山本周五郎の人気小説が原作です。原作はシ-ズン1で全て使ったのでシーズン2からはオリジナルのストーリーになっています。

シーズン4は、高熱で倒れて入所してきた女性おたね(戸田菜穂)の物語がサイドストーリー。おたねは十数年前からの記憶を失っており、徐々に記憶が蘇ってきて去定(船越英一郎)との因縁がわかってきます。それと去定は大岡越前宅麻伸)から医学校校長の就任要請されており、各エピソードを通じて保本登(中村蒼)たち療養所で働く医師たちの成長を確認する構成。

最終回は、不治の病に侵されている男と許婚者である娘との愛の物語。男に不治であることを伝える医師たちの苦悩が描かれます。去定はおたねに自分の妻だったことを告げ、息子が死んだことが原因で心の病を患ったおたねは家出。療養所の生活で記憶を取り戻したおたねは、自分が幸せだったことに気づきますが、不治の病で死にます。去定は医学校校長に就任することを決めますが、医学校は療養所の敷地内に作られることになり……

シリーズ終了かと思ったのですが、続ける可能性が残っていま~す。