2クール目は

懐かしのテレビ時代劇『素浪人花山大吉』のDVD4枚目(14話~18話)を観る。

『素浪人花山大吉』(NET=テレビ朝日系列で1969年1月4日~70年12月26日放送)は、凄腕浪人の花山大吉(近衛十四郎)と渡世人の焼津の半次(品川隆二)が繰り広げる道中記。

14話「風の岬に鬼がいた」は、姉(高須賀夫至子)と弟(太田博之)の助太刀をしてならず者の武芸者退治。前半は、品川隆二と正司花江の殆ど漫才。このエピソードからカラー映像になり、タイトルバックの近衛のチャンバラも変わりました。齢のせいか足の動きが少し遅くなっていますが、相変わらず見事な太刀さばきの殺陣を見せてくれます。

15話「女よあなたは強かった」は、宿場を守る女親分(ミヤコ蝶々)に味方して、宿場を狙う悪ヤクザ一家を退治。

16話「地獄の鐘が鳴っていた」は、居酒屋夫婦(和崎俊也と宮園純子)の子どもを人質にして立て籠もった賞金付きの悪党三人組を退治。

17話「美人だらけの町だった」は、美人えらび大会を開催して若い娘を拐わかそうとする人買い一味を退治。贋絵師を見破る居酒屋の娘役で姿美千子が出演しています。

18話「渦まで左に巻いていた」は、酒樽に隠された連絡文書をめぐって抜け荷買い一味を退治。鳴門の渦潮見物にきた大吉と半次は、航海安全を願って投げ込まれた酒樽を拾った漁師(梅津栄)から金毘羅代参を頼まれます。連れとなる漁師の娘(二本柳敏恵)が美人なので、半次は大喜び。しかし、酒樽を狙って抜け荷買い一味が現れるんですな。斬られ役で福本清三が出演していますが、この頃はまだ目立ちませ~ん。