西部開拓史を音楽で

nostalji2009-02-09

画像は、『HOW THE WEST WAS WON』のLPレコードジャケット。同名原題のシネラマ西部劇『西部開拓史』とは関係なく、西部開拓時の音楽を集めた音楽による西部開拓史です。LP2枚組で、新天地探険、街道の旅人、牧場とインディアンの襲撃、ゴールド・ラッシュ、鉄道、ならず者達、開拓者と文化、カウボーイ、モルモン教徒という9つのパート(全33曲)から成り立っています。
曲目は、企画・制作のサイモン・レイディーが、1.「各々の歌は、作られ又広く歌われた時代に基づくものである事」、2.「その時代の人々の生活を見きわめ、如実に時代的なカラーを反映させる事」、3.「選ばれた材料は現代の聴者にとって大きな娯楽を与え親しまれる様に工夫する事」を条件に選択したとのこと。収録曲を歌っている中心歌手はビング・クロスビーローズマリー・クルーニーね。二人はカントリー&ウエスタンよりもジャズ歌手として有名ですが、クロスビーもクルーニーも見事な歌唱力でピッタリ雰囲気にあった歌声を聴かせてくれま〜す。