録画していた『許されざる者』(1992年/監督:クリント・イーストウッド)を再見。 豚が病気になって農場経営の苦しくなった老ガンマンのマニー(クリント・イーストウッド)は、若いガンマンのキッド(ジェームズ・ウールヴェット)に誘われて、賞金欲しさ…
春日太一:著の『ドラマ「鬼平犯科帳」ができるまで』(文春文庫:2017年1月10日第1刷発行)を読了。 『鬼平犯科帳』の人気の秘密を、番組スタッフ(プロデューサー、脚本家、製作部、演出部、監督補、編集、記録、録音、調音、撮影、照明、俳優事務、美術…
DVDで『男の紋章・竜虎無情』(1966年・日活/松尾昭典)を観る。 母きよの仇討ちをした大島竜次(高橋英樹)は3年6ヶ月の服役。その間に大島組の縄張りは芝浜組に奪われており、恋人・晴子(和泉雅子)は長屋住まい。辰(小池朝雄)と庄吉(亀山靖博)…
DVDで『男の紋章・俺は斬る』(1965年・日活/井田探)を観る。 旅修行中の大島竜次(高橋英樹)を追っていた子分の辰(小池朝雄)と虎鮫(桂小金治)は、大島竜次の偽者・ペテンの三太(大泉滉)から竜次の居所を聞きだし、やっとの思いで再会。山林の伐…
DVDで『男の紋章・流転の掟』(1964年・日活/滝沢英輔)を観る。 前作で根津源一郎たち義兄弟三人を斬った竜次(高橋英樹)ですが、正当防衛が認められて不起訴となり旅を続けています。竜次は根津の墓参に行き、根津の妹・琴枝(西尾三枝子)を目撃。和…
DVDで『男の紋章・喧嘩街道』(1964年・日活/滝沢英輔)を観る。 村田きよ(轟夕起子)の念願で、大島組と村田組は合併することになります。竜次(高橋英樹)は、医者からすぐに大島組を継いだために任侠道の修行をしていないということで、きよに頼んで…
DVDで『男の紋章・喧嘩状』(1964年・日活/井田探)を観る。 義理で飯塚組の賭場に顔を出した大島竜次(高橋英樹)は、手入れにかこつけて賄賂をとる悪徳刑事・深田(佐野浅夫)を目撃。飯塚(清水將夫)も深田のやり方に憤慨していますが、法をたてにと…
録画保存していた『ラスト・オブ・モヒカン』(1992年/監督:マイケル・マン)を再見。ジェームズ・フェニモア・クーパーの古典的小説『モヒカン族の最後』の映画化。 フランスとイギリスが戦っていた1757年のカナダに近いアメリカ東部、ホークアイ(ダニエ…
DVDで『男の紋章・花と長脇差』(1964年・日活/滝沢英輔)を観る。 前作の最後の方で縄張りを狙う村田きよ(轟夕起子)の異母弟・徳三の刺客が結城組の親分を殺したことから、徳田野親分の還暦祝いの席で、結城組二代目(木浦佑三)の叔父貴・郷田(金子…
DVDで『新男の紋章・度胸一番』(1964年・日活/滝沢英輔)を観る。 昭和12年、軍医として出征していた大島竜次(高橋英樹)は帰国し、死んだ部下の遺品を届けに清村組を訪ねます。竜次は自分の作戦の失敗と治療が間にあわなくて清村(信欣三)の息子を死…
DVDで『男の紋章・風雲双つ竜』(1963年・日活/松尾昭典)を観る。 血で手を汚した大島竜次(高橋英樹)は、誰にも内緒で、頼山和尚(東野英治郎)の寺に籠って修行。同じ修行者の深宮(新田昌玄)との静かな生活に竜次は心の平穏を取り戻します。竜次を…
DVDで『続・男の紋章』(1963年・日活/松尾昭典)を観る。 過剰防衛で入獄した大島竜次(高橋英樹)が2年の刑期をおえて出所。仇敵の斉賀(名古屋章)は殺人罪で警察に追われ、組は壊滅し、兄弟分の井沢(中谷一郎)に匿われています。竜次は土建業に精…
“男の紋章”シリーズのDVDボックスが安価だったのでゲット。このシリーズは1本も観ていないんですよ。早速、第1作の『男の紋章』(1963年・日活/松尾昭典)を観る。 時代は昭和の初め頃、大島組の組長・庄三郎(石山健二郎)の息子・竜次(高橋英樹)は…
ユーチューブで配信されている『第7騎兵隊』(1956年/監督:ジョセフ・H・ルイス)を観る。日本未公開のランドルフ・スコットの西部劇。 トム・ベンソン大尉(ランドルフ・スコット)は恋人マーサ(バーバラ・ヘイル)を連れてリンカーン砦に戻りますが、…
DVDで『女ガンマン皆殺しのメロディ』(1971年/監督:バート・ケネディ)を再見。西部劇ファンにとっては、ラクエル・ウェルチの代表作。 銀行を襲ってメキシコの軍隊に追われていたエメット(アーネスト・ボーグナイン)、フランク(ジャック・イーラム…
雑務の片付けをしながら、植木等のCD『植木等スーパーベスト』と『植木等ザ・コンサート』を聴く。 『植木等スーパーベスト』は、「スーダラ節」「無責任一代男」「ハイそれまでョ」「ドント節」「やせがまん節」「これが男の生きる道」「だまって俺につい…
録画していた『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(2024年/監督:トッド・フィリップス)を観る。ホアキン・フェニックスがアカデミー主演男優賞に輝いた2019年の『ジョーカー』の続編。 世間を混乱させ、悪のカリスマ“ジョーカー”となったアーサー(ホアキン…
Prime Videoで、『若親分千両肌』(1967年・大映/監督:池広一夫)を観る。 旅の途中で南条武(市川雷蔵)は栄吉という男と間違われて闇討ちされ負傷します。奇術一座の弁天斎辰丸(長門勇)に助けられ、宇島の町へ。興行手数料の件で辰丸と青柳組が揉め、…
Prime Videoで、『若親分兇状旅』(1967年/監督:森一生)を観る。 海軍時代の親友・高木少佐が自殺し、南条武(市川雷蔵)は死の原因を探り始めます。高木の下宿先の娘・早苗(葉山葉子)や高木の行きつけの飲み屋の娘(都はるみ)から自殺前後の言動を聴…
Prime Videoで、『若親分を消せ』(1967年/監督:中西忠三)を観る。 亡き父の旧友である三野親分が汽車の中で刺され、同乗していた南条武(市川雷蔵)に「水上のよろい」と言い遺して死にます。水上の町に来た武は、神部さだ(木暮実千代)の料亭・観月楼…
Prime Videoで、『若親分あばれ飛車』(1966年/監督:田中重雄)を観る。 軍港拡張工事の起工式で賑わう大浜市に南条組二代目・南条武(市川雷蔵)が墓参のために帰ってきます。代貸だった猪之助(見明凡太郎)は、武に解散した南条組の再興を懇願。そんな…
DVDで『華麗なる対決』(1971年/監督:クリスチャン・ジャック)を再見。B・BとC・Cが競演したフレンチ・ウエスタン。 フランス人移民の町フォート・サージュへ向かう列車がフレンチ・キングと名乗る強盗団に襲撃されます。フレンチ・キングはルイー…
山田ルイ53世:著の『一発屋芸人列伝』(新潮文庫:2020年12月1日発行)を読了。大ブレイクしても後が続かなかった芸人たちのその後の人生を取材したノンフィクション。 取りあげているのは、レイザーラモンHG、コウメ太夫、テツandトモ、ジョイマン、ム…
Prime Videoで、『若親分乗り込む』(1966年/監督:井上昭)を観る。 津の崎の町に向かっている列車で南条武(市川雷蔵)は脱走兵騒ぎを目撃。武は旧知の磯田組にワラジを脱ぎます。磯田(荒木忍)の息子・政吉は憲兵隊の営倉で自殺しており、脱走兵が政吉…
Prime Videoで、『若親分喧嘩状』(1966年/監督:池広一夫)を観る。 国外へ逃亡していた南条武(市川雷蔵)は上海で陰謀家の手から蒙古王女トクーズ(江波杏子)を救出。日本に連れ帰って国士の木島(三島雅夫)に預けます。陸軍過激派の川上中佐(戸浦六…
Prime Videoで、『若親分出獄』(1965年・大映/監督:池広一夫)を観る。『若親分』の続編となるシリーズ2作目。 前作で太田黒を殺害した南条武(市川雷蔵)は大正天皇御泰典の恩赦で出所し、6年振りに大浜に帰ってきます。大浜は新興ヤクザの中新門(神…
Prime Videoで、『若親分』(1965年・大映/監督:池広一夫)を観る。時代劇が退潮に向かい、大映が市川雷蔵主演で製作した任侠アクションが“若親分”シリーズで、これは第1作目。 日露戦争の戦勝気分に酔っていた頃、南条組の親分・辰五郎が殺され、海軍士…
22日~23日と、那須塩原温泉に小旅行。大宮発10時36分の東北新幹線・やまびこ207号にて那須塩原へ。在来線に乗り継いで西那須野まで戻り、路線バスにて道の駅アクリバル塩原の“農村レストラン関の里”で昼食。目当ての大根ソバは季節限定で終了していましたが…
録画保存していた『バファロウ平原』(1954年/監督:アラン・ドワン)を再見。バーバラ・スタンウィックがウエスタン・クイーンぶりを見せる西部劇。 バファロウ盆地の土地を入手したジョーンズ(モーリス・アンクラム)と娘のシェラ(バーバラ・スタンウィ…
録画したままだった『エスパイ』(1974年・東宝/監督:福田純)を観る。人類滅亡をたくらむ超能力集団に対して、世界平和を守るために組織された超能力者・エスパイが戦う小松左京の小説を映画化したSFアクション。 超能力者による世界的組織エスパイの日…