2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

愛をつまみ食いしながら

日テレが毎年8月恒例の『24時間テレビ「愛は地球を救う」』を放送中。今年のテーマは、「小さなキセキ、大きなキセキ」なので、画像は語呂合わせで、ヒデとロザンナが歌う「愛の奇跡」のレコードジャケットね。 今年で37回目で、近所のスーパーでもチャ…

70年代は海外ドラマ不毛時代

ここのところ、テレビ西部劇『西部二人組』ばかり観ている。この番組が放送開始した1972年4月の番組表を見ると、海外ドラマは他には『プロテクター電光石火』と『鬼警部アイアンサイド』しかありません。海外ドラマ全盛の60年代とは雲泥の差ね。 でも…

再び華麗なるペテン師

テレビ西部劇『西部二人組』の#8「ダイヤモンド作戦」と#9「銃撃戦7対7」を観る。 「ダイヤモンド作戦」は、横領を知られた銀行頭取(ジョン・マッギーヴァー)が支配人を殺し、ヘイズ(ピート・デュエル)とカーリー(ベン・マーフィー)が銀行襲撃し…

華麗なるペテン師

テレビ西部劇『西部二人組』の#6「レースは終わった」と#7「悪の古巣に舞い戻り」を観る。 「レースは終わった」は、女(ダイアナ・マルドア)に騙されて賞金詐欺の片棒にされたカーリー(ベン・マーフィー)のためにヘイズ(ピート・デュエル)は、親友…

謎解きはラストで

テレビ西部劇『西部二人組』の#4「謀略混戦列車」と#5「貨物列車の女」を観る。 「謀略混戦列車」は、バーナビー探偵社が“地獄の穴”強盗団を一網打尽にしようと待ち構えている列車に、ひょんなことからヘイズとカーリーが乗ってしまいます。二人は昔の仲…

吹替えの面白さ

テレビ西部劇『西部二人組』の#2「ポーカー大勝負」と#3「長居無用の町」を観る。 「ポーカー大勝負」は、町の権力者(パール・アイブス)の頼みで二人組がメキシコの大地主(シーザー・ロメロ)に奪われた石像を盗み出し、礼金として2万ドルを受け取る…

西部劇は好きだったが

西部劇の知人から送られてきたテレビ西部劇『西部二人組(全50話)』のDVDが届き、早速第1話を観る。 『西部二人組』は、NHKで1972年4月8日から第2シーズンまでの全38話が放送されています。放送時間帯が毎週土曜日の夜8:40〜9:30…

ドラマにおけるテレビと映画

テレビドラマが少なくなった。本日夜の番組では、『軍師官兵衛』と『おやじの背中』だけね。それで、DVD(録画含む)で映画を観ることになるのですが、本来映画は映画館で観るものであって私のようにテレビで映画を楽しむというのは邪道。ただ最近の映画…

テレビとビールはナマがいい

表題は天野祐吉さんの言葉からの引用ですが、テレビ本来の面白さは生中継にあり。 故郷ということで、20日未明に起きた広島市の大規模土砂災害の報道を見ていたのですが、各局とも似たり寄ったりの報道で、語弊があるかもしれませんが報道としての面白みは…

ブーム到来の中で

画像は、『映画物語・西部劇特集号(第2号・6月号)』(近代映画社:1961年6月10日発行)で、表紙は『テキサス・レンジャー』のトム・トライオンとハリー・ケリーJr。 先月号より西部劇特集ページが増えて、全体の半分を占めています。内容は、T…

テーマはシリアスだが

録画保存していた西部劇『馬上の二人』(1961年/監督:ジョン・フォード)を観る。西部劇の名匠ジョン・フォードがサタデイ・イブニング・ポストに連載されたウィル・クックの原作を映画化した作品。 テキサス・タスコサの町の保安官ガスリー・マケーブ…

古〜い映画雑誌から

確認したいことがあって、映画物語の西部劇特集号を引っ張り出す。映画物語の西部劇特集号は15冊あって、画像は第1号(近代映画社:1961年5月10日発行)ね。表紙は西部劇に関係ないドリス・デイです。西部劇特集といっても全体の3割ほどね。映画…

オランダでも

録画していた『ゾンビ・クエスト』(2012年/監督:マーティン・スミツ)を観る。アムステルダムを舞台にしたオランダのゾンビ映画ね。 兄のために会社をクビになった男(ヤハ・ゲイアー)が兄とケンカになり留置所に入れられますが、凄まじい轟音と震動…

主流はゾンビ

録画していた『カジノ・ゾンビ』(2011年/監督:コリン・ゼイズ)を観る。ネバダ州のカジノ・タウンであるリノの町を舞台に、ゾンビの集団と生き残った人間との戦いです。知らない役者ばかりというのも、ラスベガスでなくリノというのも、まさにB級低…

数は多いが

地上波・BS・CSとテレビは多チャンネル化時代。テレビ好きの私は、有料のWOWOWの他、CSの番組はケーブルテレビ(CATV)と契約して観ているのですが、困るのが番組案内です。WOWOWやCATVは送られてくる月刊情報であらかじめ頭に入れ…

われわれにとってアメリカとは

終戦記念日ということで、今週のテレビ番組はそれに関したものが多かった。戦後生まれの団塊の世代にとって戦争の悲惨さについて見聞きしても実感としては遠い世界の出来事という感じです。中国や韓国が歴史認識について煩く言ってくるのに対して、日本人の…

変態ガンマンの迷演技

昨日に続き、ゲットした時に観て以来の西部劇セルビデオ『ミズーリ・ブレイク』(1976年/監督:アーサー・ペン)を再見。一度観たら、見る気がしない作品ですが、ビデオ整理のためにね。 大牧場主ブラックストン(ジョン・マクリアム)と牧童頭に、仲間…

魅力的な女優だったが

西部劇セルビデオの『シェラマドレの決斗』(1966年/監督:シドニー・J・フューリー)を観る。ゲットした時に観て以来の再見です。これまで観る気がおきなかったのは、面白い西部劇じゃなかったから。 故郷へ帰る途中のメキシコの町でマテオ(マーロン…

観るものがなくて

西部劇DVDの『帰って来たガンマン』(1966年/監督:カルロ・リッツァーニ)を日本語吹替えバージョン(テレビ放映時の吹替えで、カットされたシーンはそのまま英語ね)で再見。ゲットした時に字幕版で観て以来なので10年以上経っています。その前…

役者は揃っていたが

録画していた時代劇『商魂一代 天下の暴れん坊』(1970年・東宝/監督:丸山誠治)を観る。岩崎弥太郎の半生記です。 土佐藩の下級武士・岩崎弥太郎(中村錦之助)は、庄屋と父親(小沢栄太郎)の喧嘩に対して、奉行所の調べが片手落ちだと文句をつけて…

トンデモ好きの映画

録画していた『吼えろ!ドラゴン 起て!ジャガー』(1972年/監督:ジミー・ウォング)を観る。 中国拳法の道場破りにきたヤクザのタオ(チャオ・シュン)が道場主のリー(ファン・ミエン)に敗れ、空手の達人・北島(ロー・リエ)を連れて復讐にきます…

役者がグッド

録画していたテレビ時代劇『剣客商売/鬼熊酒屋』を観る。北大路欣也・斎藤工コンビの第3弾です。「鬼熊酒屋」と「三冬の縁談」がベースになっています。 秋山小兵衛(北大路欣也)の親友である医者の小川宗哲(古谷一行)に教えてもらった居酒屋“鬼熊酒屋”…

真夏のカーニバル

台風11号の影響で第96回高校野球選手権大会は開幕が2日順延となる。熱心なファンではないですが、開会式と地元チームの試合には注目しています。アマチュアのスポーツ大会は数あれど、高校野球だけは別物ですね。 勉学に支障のない夏休みということで、…

悪法における正義

録画していた『欲望のバージニア』(2012年/監督:ジョン・ヒルコート)を観る。 禁酒法時代のバージニアを舞台に、密造酒作りの兄弟と悪徳取締官の戦いを描いた犯罪アクションです。原作は末弟の孫マット・ボンデュライトが書いた実話小説とのこと。 …

道術を使えば

韓国時代劇『チョン・ウチ(田禹治)』の最終回を観る。故郷の栗島国を破壊し、朝鮮を征服しようとする悪の道術師を追って朝鮮にやってきたチョン・ウチ(チャ・テヒャン)の物語です。CG特撮を使った道術合戦が繰り広げられます。分身術とか速歩術とか忍…

バカバカしいけど

録画していた『シャークネイド サメ台風』(2013年/監督:アンソニー・C・フェランテ)を観る。 ハリケーンの影響でサメの大群がロサンゼルス沖に押し寄せ、高波によって浸水した街中を泳ぎ回り、人間を襲うのね。さらに竜巻によって空中に巻き上げら…

カットして正解

『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』(2013年/監督:ケヴィン・コスナー)を西部劇DVDで再見。2014年の劇場公開を観て以来なので10年振りです。10年経ったのがピンとこないほど、観たのは最近のことのような気がしていました。劇場公開される西…

不毛な時代の

録画保存していた西部劇『シルバラード』(1985年/監督:ローレンス・カスダン)を観る。 シルバラードの町を牛耳る悪徳保安官と横暴な牧場主に対して4人のガンマンが立ち向かう正統派西部劇です。何者かに命を狙われたエメット(スコット・グレン)は…

やる気の問題

時代劇イコール年寄り向き、という定評があるが、本当にそうだろうか。 佐伯泰英の小説に代表される書下ろし時代小説が文庫で次々発刊されていますが、読者は年寄りだけではないと思います。むしろ、中年サラリーマンが多いんじゃないですかね。歴女と呼ばれ…

工夫が足らない

録画していたテレビ時代劇『必殺仕事人2014』を観る。考証無視の時代劇でも面白ければ構わないのですが、あまりにもお粗末。“毒には毒を持って制す”てんで幕府公認の仇討屋ができるというアイデアはいいんですが、最終の殺しに持っていくプロセスが酷過…