2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

時代劇から

BSプレミアムで放送していた『菜の花の沖(全5回)』を観了。土曜特集ドラマとして2001年に放送された後、“放送開始75周年記念番組”として2013年にも再放送されたのですが未見でした。司馬遼太郎の原作で、波乱万丈の生涯をおくった大商人・高田屋嘉兵衛…

週に一度は西部劇

録画していたBSシネマの『燃える平原児』(1960年/監督:ドン・シーゲル)を再見。インディアンの女を妻にした一家の悲劇の物語です。 ペイサー(エルヴィス・プレスリー)は、白人の父(ジョン・マッキンタイア)と後妻であるカイオワ・インディアンの母…

これで最後

録画していた『眠狂四郎悪女狩り』(1969年・大映/監督:池広一夫)を再見。大奥総取締の悪女との対決を描いたシリーズ最終作。 江戸城大奥では将軍の子を身ごもったお千加の方(松尾嘉代)と大奥総取締の錦小路(久保菜穂子)の間で権力争いが勃発。錦小路…

また今日も

録画していた『眠狂四郎人肌蜘蛛』(1968年・大映/監督:安田公義)を再見。将軍妾腹の凶悪な兄妹との対決を描いたシリーズ11作目 旅の途中、母の墓参に立ち寄った狂四郎(市川雷蔵)は老僕の七蔵(寺島雄作)と再会。雄作は黒ミサで生まれた兵庫(寺田農)…

本日もまた

録画していた『眠狂四郎・女地獄』(1968年・大映/監督:田中徳三)を再見。狂四郎が家老の権力争いにまきこまれるシリーズ10作目。 旅の途中、狂四郎(市川雷蔵)は佐伯藩城代家老・柴田外記(安部徹)の刺客・成瀬辰馬(田村高広)に襲われて息を引きとっ…

昨日に続き

録画していた『眠狂四郎無頼控・魔性の肌』(1967年・大映/監督:池広一夫)を観る。シリーズ唯一の私が未見だった作品。 矢場の女・おえん(久保菜穂子)と気楽に過ごしていた狂四郎(市川雷蔵)ですが、闕所物奉行・朝比奈(金子信夫)から将軍が公家に贈…

今週も眠狂四郎

録画していた『眠狂四郎無頼剣』(1966年・大映/監督:三隈研次)を再見。シリーズ8作目で三隈研次としては3作目。 白昼、油問屋・弥彦屋(香川良介)に愛染(天知茂)という浪人が押し入り、土蔵から天然油を精製する方法を記した図面を持ち去ります。そ…

先週に続き

録画していた『眠狂四郎多情剣』(1966年・大映/監督:井上昭)を再見。狂四郎に恨みを持つ将軍の娘との対決。 『女妖剣』で狂四郎(市川雷蔵)に辱めを受けた将軍の娘・菊姫(毛利郁子)が狂四郎への復讐を決意。菊姫が操る武州疾風組の下曽我典馬(中谷一…

週に一度は西部劇

録画していた『折れた槍』(1954年/監督:エドワード・ドミトリク)を再見。一代で大牧場を築いた父と息子たちの確執を描いた社会派西部劇。 物語はデブロウ家の4男ジョー(ロバート・ワグナー)が刑務所から出てくるところから始まり、サグアロサボテンを…

週末も

録画していた『眠狂四郎魔性剣』(1965年・大映/監督:安田公義)を再見。シリーズ6作目で安田公義としては2作目。 眠狂四郎(市川雷蔵)に恥辱をうけた女が自殺。その女は、邪魔者扱いされた大名の妾腹の子・鶴松を連れて逃げた乳母。鶴松は実母の実家で…

今日もまた

録画していた『眠狂四郎炎情剣』(1965年・大映/監督:三隈研次)を再見。シリーズ5作目で三隈研次としては2作目。 鳥羽海賊の生き残り・伝吉と関わったことから眠狂四郎(市川雷蔵)は、幕府に献上すべき海賊の財宝を横領した藤堂藩家老・跡部(安部徹)…

本日も

録画していた『眠狂四郎女妖剣』(1964年・大映/監督:池広一夫)を再見。シリーズ4作目で、雷蔵の“眠狂四郎”決定版。 隠れ切支丹の鳥蔵(小林勝彦)と関わったことから眠狂四郎(市川雷蔵)は、阿片の密売をしている備前屋(稲葉義男)や、将軍の娘・菊姫…

昨日に続き

録画していた『眠狂四郎円月斬り』(1964年・大映/監督:安田公義)を再見。次期将軍の座を狙う男との対決を描いたシリーズ3作目。 眠狂四郎(市川雷蔵)は、将軍庶子の片桐高之(成田純一郎)が辻斬りをするのを目撃。狂四郎は高之に仕官をすすめられ、愛…

今週は眠狂四郎

録画していた『眠狂四郎勝負』(1964年・大映/監督:三隈研次)を再見。高慢な将軍の娘との対決を描いたシリーズ2作目 眠狂四郎(市川雷蔵)は、ひょんなことから老勘定奉行・朝比奈(加藤嘉)と知りあいます。経済対策をしている朝比奈は、将軍の娘・高姫…

懐かしの時代劇

録画したままだった『眠狂四郎殺法帖』(1963年・大映/監督:田中徳三)を再見。市川雷蔵の眠狂四郎シリーズは12本あり、これは第1作目。 無頼の浪人・眠狂四郎(市川雷蔵)を訪ねて加賀・前田藩の奥女中・千佐(中村玉緒)がやってきます。唐人・陳孫(城…

週に一度は西部劇

ゲットしたまま長いあいだ放ったらかしていたDVD『ワイルド・ビル』(1995年/監督:ウォーター・ヒル)を観る。レンタルビデオで観て以来の再見です。西部史において伝説的ガンマンとして知られるワイルド・ビル・ヒコックの生き様を描いた西部劇。 無法…

懐かしのテレビドラマ

カミさんが録画していた『二人の世界』を、ついで見で観る。かつてTBS系列で1970年12月1日~71年5月25日に放送されたテレビドラマです。母親が観ていたのでリアルタイムで何回か見たことがありました。 竹脇無我と栗原小巻が知りあって、アッという間に…

西部劇ということで

録画していた『カラミティ』(2020年/監督:レミ・シャイエ)を観る。カラミティ・ジェーンの少女時代を描いたフランス・デンマーク共同制作のアニメです。 西部開拓時代のアメリカ、マーサ・ジェーン・キャナリーは家族や仲間たちと幌馬車隊でオレゴン目指…

懐かしのヌーベルバーグ

録画したままだった『勝手にしやがれ』(1960年/監督:ジャン・リュック・ゴダール)を観る。ヌーベルバーグの代表的作品。 自動車泥棒の常習犯ミシェル(ジャン・ポール・ベルモント)は追いかけてきた白バイの警官を射殺。新聞の売り子をしているアメリカ…

続いて

録画していた『太陽がいっぱい』(1960年/監督:ルネ・クレマン)を再見。ルネ・クレマンの映像とニーノ・ロータの音楽がマッチした名作サスペンス。 貧乏青年のトム・リプリー(アラン・ドロン)はイタリアで放蕩生活をおくっているフィリップ(モーリス・…

懐かしのサスペンス

録画していた『死刑台のエレベーター』を再見。ルイ・マルのカメラ映像とマイルス・デービスの音楽がマッチした名作サスペンス。 会社の社長夫人フロランス(ジャンヌ・モロー)と不倫しているジュリアン(モーリス・ロネ)は、会社で社長を自殺に見せかけて…

海外ドラマから

録画していた海外ドラマ『NCIS:LA(14シーズン)』の初回と第2話を観る。 初回は海軍の無人機製造施設を破壊したテロ組織の捜査。第2話は海軍の重要施設設計者誘拐犯の捜査。1話完結のドラマですが、サイドストーリーの比重が大きくなっています。…

週に一度は西部劇

DVDで『平原児』(1936年/監督:セシル・B・デミル)を再見。ワイルド・ビル・ヒコックの活躍を描いた講談調西部劇。 南北戦争が終わり、武器商人はインディアンにライフルを売ることを計画。密売人として無法者のラティマー(チャールス・ビックフォー…

懐かしのサスペンス

DVDで『第三の男』(1949年/監督:キャロル・リード)を再見。終戦直後のウィーンを舞台にした名作サスペンス。 第二次大戦直後のウィーンにホリー・マーティン(ジョセフ・コットン)がやってきます。旧友のハリイ・ライム(オーソン・ウェルズ)に招か…

ついでにB級映画

録画していた『ブラッド・チェイサー沈黙の儀式』(2022年/監督;ジョージ・ギャロ)を観る。連続猟奇殺人事件を追う刑事を描いたサイコサスペンスです。 ローマで起こった連続猟奇殺人事件の犯人マーチャンド(ピーター・ストーメア)は刑事たちに追われな…

飽きもせずブルース・ウィルス

録画していた『ヴェンデッタ』(2022年/監督:ジャレッド・コーン)を観る。ギャングに妻子を殺された男の復讐物語。 元海兵隊ダンカン(クライヴ・スタンデン)の愛娘がギャング団の無差別殺戮に巻き込まれて殺されます。主犯格のダニーは証拠不十分で釈放…

飽きもせず貞子

録画していた『貞子DX』(2022年/監督:木村ひさし)を観る。呪いのテープの謎に挑む天才ヒロインの物語。 都市伝説的な“呪いのビデオ”を見た人が24時間後に突然死する事件が発生。IQ200の天才女子大学院生として知られる文華(小芝風花)は、TV番組…

惹句にひかれて

録画していた『グッバイ・クルエル・ワールド』(2022年/監督:大森立嗣)を観る。ヤクザの金を奪った男たちをめぐる犯罪アクション。 資金洗浄をしている東京郊外のラブホテルに正体不明の一味が押し入り、大金を強奪。一味は元左翼の運動家・浜田(三浦友…

日本が舞台なので

録画していた『ブレット・トレイン』(2022年/監督:デヴィッド・リーチ)を観る。新幹線の中で繰り広げるコミカル・アクション映画。 殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)は、病気で引き受けることができなくなったカーバーに代わって、新幹線の中でブリ…

週に一度は西部劇

録画していた『馬と呼ばれた男』(1969年/監督:エリオット・シルバースタイン)を再見。19世紀初頭、アメリカへ狩猟にやってきた英国貴族がインディアンに捕まり、やがて彼らの仲間となり、インディアン戦士として活躍する物語。 親衛隊の指揮官だったジョ…