2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧
個性派スターのデニス・ホッパー(74歳)さんが亡くなる。万人が認める代表作は、1969年に彼が監督・主演した『イージー・ライダー』になるでしょうね。当時の若者の風俗をふんだんに取り入れ、オートバイでアメリカ西部を旅する男たちの孤独を描いてい…
録画していた『アマルフィ 女神の報酬』(2009年・東宝/監督:西谷弘)を観る。イタリア旅行中の天海祐希の娘が誘拐されて、着任したばかりの外交官の織田裕二が対応するんですが、誘拐犯からの電話で娘の父親と言ったばかりに天海祐希と行動を供にする…
CATVのスーパードラマTVで始まった『メンタリスト』を観る。主人公のパトリック・ジェーン(サイモン・ベーカー)は、こんな組織が実在するのかどうか知りませんが、FBIならぬCBI(カリフォルニア州捜査局)の捜査コンサルタントで人の心が読め…
話題のない時は、歴史日録からロード。1193年(建久4年)5月28日、富士の裾野の狩場にて、曽我兄弟が父の仇・工藤祐経を討ちました。赤穂浪士の討入り、荒木又右衛門の伊賀上野の仇討と並んで、日本三大仇討のひとつとして曽我兄弟の物語は有名です…
画像は、『アウトロー』(1976年/監督:クリント・イーストウッド)のチラシ。惹句に“アメリカ建国200年記念超大作”とあるように、イーストウッドにとってアメリカを表現するには西部劇なんですね。近代アメリカ形成において重要な出来事だった南北…
画像は、『続・夕陽のガンマン』のサントラCDジャケット。同じジャケットのLPレコードをCD化しただけの初期のもので、収録曲数は11と少ないですが、マニアでない限り音楽として聴くぶんにはこれで充分です。♪〜ア、ア、ア、ア〜の一度聴いたら忘れな…
昨夜は、W杯に向けて日本代表の最後の国内試合ということで、サッカー韓国戦を観る。メディアの酷評通り、ひどい試合でした。とにかく点が獲れそうな気がしません。どんなサッカーをするのか、方針が定まらないままズルズルと現在まで来た感じですね。全く…
今週のBS2は、月曜:荒野の用心棒、火曜:夕陽のガンマン、水曜:続・夕陽のガンマン、木曜:アウトローとクリント・イーストウッドの西部劇特集。でもって、本日の『荒野の用心棒』(1964年/監督:セルジオ・レオーネ)ですが、マカロニウエスタン…
録画していた『大巨獣ガッパ』(1967年・日活/監督:野口晴康)を観る。南洋諸島を探検していた記者(川路民夫)とカメラマン(山本陽子)、それに生物科学者(小高雄二)が孵化したばかりのガッパの子どもを島民の反対を押しきって日本へ持ち帰るんで…
ビデオで西部劇『ラスト・ガンマン』(1979年/監督:アラン・J・レビ)を観る。ローレンスの町を襲撃したクァントレル(ロバート・ダビ)に両親を殺された主人公(ジェフリー・オスターヘイジ)が伝説のガンマンから戦い方を習い、彼の後を継いで正義…
先日、大宮まで出たついでにブックオフで見つけた岸川靖:編の『英国テレビの大逆襲』(洋泉社:2009年1月19日発行)を読了。英国ドラマの事情について纏めたムック本です。巻末の総ガイドリストをながめたら、観たことのある作品が意外に多かったの…
録画していた『DRAGONBALL EVOLUTION』(2009年/監督:ジェームズ・ウォン)を観る。原作は鳥山明のマンガ『ドラゴンボール』ね。画風とストーリーがマッチした独特の味が面白さなんですが、実写化での表現は無理でしたね。平凡なフ…
画像は、『八月の濡れた砂』のレコードジャケット。作詞家の吉岡治さんが亡くなったことは新聞で知っていたのですが、石川セリが歌う『八月の濡れた砂』の作詞をしていたことには気づきませんでした。吉岡さんといえば演歌のイメージしかなかったものですか…
昨夜は、韓国時代劇『快刀ホン・ギルドン』の最終回を観る。ホン・ギルドンは朝鮮三大義賊の一人で、燕山君時代に実在した人物とも云われていますが、ホ・ギュンがハングル文字で書いた小説『洪吉童伝』によって庶民に流布し、国民的ヒーローになりました。…
画像は、『マイティジャック』のサントラLPジャケット。『海底軍艦』を観て思い出し、久しぶりに聴きました。富田勲の音楽は、伊福部音楽とは違った重厚さがあって、かっこういいんですよ。超兵器とか人類への脅威とかいったものが伝わってきて、ノスタル…
録画していた『ウォッチメン』(2009年/監督:ザック・スナイダー)を観る。別次元のアメリカを舞台にしたSFアクションです。原作はグラフィック・ノベル(日本でいえば小松崎茂の絵物語のようなものか?)とのことで、分類上アメコミに含めてもかま…
録画していた『海底軍艦』(1963年・東宝/監督:本多猪四郎)を観る。伊福部昭の重厚な音楽をバックに、先端のドリルを回転させながら湖面から空中に浮き上がって停止し、強力なジェット噴射して空中を飛ぶ海底軍艦の威容が圧倒的な存在感を持って迫っ…
ビデオで西部劇『新・荒野の用心棒』(1968年/監督:レオン・クリモフスキー)を観る。無法なアメリカ人に家を焼かれて盗賊となったメキシコ人(ウィリアム・ボカート)の物語。どこにも用心棒らしきストーリーはでてきません。配給が東和(正しくは子…
ビデオで西部劇『荒野の大活劇』(1969年/監督:デュチオ・テッサリ)を観る。伯父の遺産を受取る条件として一緒に暮らすことになった兄弟(ジュリアーノ・ジェンマとニーノ・ベンベヌーチ)が、西部の荒野で繰り広げるコメディ仕立てのマカロニウエス…
1960年代までは西部劇はジャンルとして確立しており、昨日観た『泥棒成金』のグレース・ケリーも西部劇(真昼の決闘)に出演しています。男性中心の西部劇にあって、女優は相手役にすぎないので、西部劇に出たことのないスターは結構いますが、男優だと…
録画していた『泥棒成金』(1955年/監督:アルフレッド・ヒッチコック)を観る。観たいと思いながら、何故か未見だった作品です。ヒッチコック研究書によると、ヒッチが常に心がけていた作品のテイストは、“エモーション”“ユーモア”“エレガンス”だった…
録画していた『伝七捕物帖・女肌地獄』(1959年・松竹/監督:酒井欣也)を観る。連続花嫁誘拐事件とアヘンに絡まる殺人事件とくれば、誘拐された花嫁はアヘン密輸の商品にされると考えるのが筋ですが、蝋で覆って人形にするとは江戸川乱歩の世界ね。花…
録画していた『伝七捕物帖・銀蛇呪文』(1957年・松竹/監督:福田清一)を観る。復讐に絡んだ殺人事件を黒門町の伝七(高田浩吉)が解決する物語です。顔なし幽霊の笛に操られる猛毒銀蛇と、怪奇趣味に彩られた内容になっています。といっても、簡単に…
録画していた『伝七捕物帖・美女蝙蝠』(1957年・松竹/監督:福田清一)を観る。金塊を積んだ船が沈み、その金塊を巡って起こる殺人事件を黒門町の伝七(高田浩吉)が解決する物語です。蝙蝠を操る不気味な老婆、ケロイド顔の山伏、洞窟に暮す原始人的…
佐藤慶(81歳)さんと北林谷栄(98歳)さんが亡くなったことを知る。訃報記事以外で記憶に残っている佐藤慶さんの作品といえば、『四谷怪談・お岩の亡霊』(1969年・大映/監督:森一生)ですね。会社が傾きかけた大映で、低予算作品として製作され…
ビデオで西部劇『魔境のガンファイター』(1985年/デュチオ・テッサリ)を再見。テキサス・レンジャーを辞めてインディアンと暮らしていたテックス(ジュリアーノ・ジェンマ)が、キット・カースン(ウィリアム・バーガー)の依頼で再びレンジャーとな…
ビデオ整理のために『真・西部ドラゴン伝』(1974年/監督:アンソニー・M・ドーソン)を再見。アメリカ西部に隠した宝を探すために皇帝の命令を受けたカンフーの達人(ロー・リエ)が西部にやってくるんですな。宝の場所は4人の女性のお尻の彫られた…
録画していた『次郎長三国志』(2008年/監督:マキノ雅彦)を観る。これまでにも何度か映画化・テレビドラマ化されている作品で、次郎長モノの定番といってもいいですね。マキノ雅彦監督の伯父にあたるマキノ雅弘監督が1952年〜54年に東宝で作っ…
昨日はK君が持ってきてくれた『キネマ旬報(2007年10月上旬号)』を見ながら、西部劇についていろいろお喋り。映画評論家や作家など42人が選出した西部劇ベストテンが載っていたのですが、結果は1位『荒野の決闘』・2位『ワイルドバンチ』・3位…
米インディアンの歴史について色々知りたいとK君が言ってきたので、関連本を物色。でもって、富田虎男:著の『アメリカ・インディアンの歴史』(雄山閣:1999年7月5日第3版2刷発行)を貸すことにしました。本の帯に書かれている通り、米インディア…