脇役期待で

録画していた『レッド・ブレイク』(2021年/監督:ジョン・キーズ)を観る。元海兵隊員と武装集団の戦いを描いたB級アクション映画です。

自分の経営するスーパーマーケットで庶民派下院議員のサム(ジョン・マルコヴィッチ)が演説している時、武装集団が押し入ります。武装集団のボスは、かつてサムと共同経営していた男の息子で、来店客を人質にとって、サムに自分がしてきた悪事を告白するように強要。来店していたカイル(タイリース・ギブソン)は娘を人質にとられます。カイルは元海兵隊員ですが、戦時中の出来事がトラウマになっており、戦う勇気が出ません。しかし、親しくしていた同僚の女性職員が武装集団に撃たれたことから……

セガールやステイサムのようなメチャ強い主人公でなく、周りの人に助けられながら相手の隙をついて倒していくという展開。悪党たちもマヌケなところが多く、隙だらけなんですよ。アクションにコレといったものがなく、緊迫感も今イチで平凡な作品。昨日のモーガン・フリーマンもそうだったけど、ジョン・マルコヴィッチも結局好い人でした。

 

女性アクションが好きで

録画していた『ヴァンキッシュ』(2021年/監督:ジョージ・ギャロ)を観る。最強の女性運び屋が凶悪犯と戦うアクション映画です。

かつては最強の麻薬運び屋だったヴィッキー(ルビー・ローズ)は、元警察署長のデイモン(モーガン・フリーマン)のおかげで足を洗い、幼い娘と静かに暮らしていましたが、デイモンには悪のフィクサーという裏の顔があります。FBIの捜査によってデイモンの正体が暴かれようとしており、デイモンはヴィッキーに犯罪組織からの裏金回収を要請。デイモンに娘を人質にとられ、ヴィッキーは否応なく引き受けます。犯罪組織の中にはヴィッキーに恨みを持っている者もいて……

悪党どもから現金を回収するという単純なストーリーで、行く先々で待ち構える危険をものともせずルビー・ローズのアクション全開。犯罪組織を次々にブッ潰していきます。悪徳警官たちのドラマ部分との繋ぎが粗雑で、テンポを悪くしていますな。強引な決着で、モーガン・フリーマンは、やっぱりという存在で~す。

 

比較したくて

録画していた『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』(2021年/監督:ヨハネス・ロバーツ)を観る。人気シリーズをリブートしたホラーアクションです。

1998年、ラクーンシティの養護施設で兄のクリス(ロビー・アビル)と育ったクレア(カヤ・スコデラーリオ)は、製薬会社アンブレラが秘密裡に開発した物質の流失で住民に健康被害が及んでいるという噂を確かめるために帰郷。ラクーンシティはアンブレラ社の移転によって寂れており、市警の特殊部隊で働くクリスは、ばかげた陰謀論だといってクレアの話を聞こうとしません。しかし、ほどなく町中に緊急警報が発せられ、ゾンビのような怪物が町にあふれ出し……

ミラ・ジョヴォヴィッチが主演した前シリーズと比べて、原点であるゲームに近い設定になっているとのこと。主要人物は、クリスとクレアの兄妹にクリスの同僚ジル(ハナ・ジョン・カーメン)、新人警官レオン(アヴァン・ジョーギア)と、ゲーム版第1作と2作のプレイヤーキャラと同じらしい。第1作目のゲームはプレイしたことがあるのですが、すぐに殺されて投げ出したので記憶にありません。

ゲームが原作なので、出てくるゾンビたちを殺しまくるだけの内容。メリハリがなくラストに向けての盛り上がりが不足していま~す。

 

久しぶりの新作時代劇

録画していた『無用庵隠居修行6』(脚本:土橋章宏、監督:吉川一義)を観る。2017年から年に1回製作という感じで続いているBS朝日の時代劇です。

老中・松平定信杉本哲太)を中傷するような付け火が続き、定信は火盗改長官・長谷川平蔵榎木孝明)に警戒を強めるように指示。捕えた無宿人が付け火犯を目撃しており、絵心のある日向半兵衛(水谷豊)が人相書きを作ります。その顔は、半兵衛と一悶着あった御家人・小早川(温水洋一)の用人・角之助(永井大)にそっくり。その頃、吉原で半兵衛の息子・新太郎(田中偉登)が小早川に斬りつけるという事件が発生。新太郎は切腹を命じられ……

定信のバカ息子で新太郎の上司である定行(矢野聖人)が小早川の罠にはまって斬りつけたのを、新太郎が身代わりになったんですな。小早川の背後に、定信失脚を狙う黒幕がいることを半兵衛がつきとめます。

今回は、ご都合主義的展開が目につきます。物語設定にも少し無理があるなァ。このシリーズの基盤である水谷豊と岸辺一徳の掛け合いや檀れいとのやりとりの面白さだけが救いで~す。

 

淡路旅行(9/23~25)

明石にあるカミさんの両親の墓参りを兼ねて淡路に行く。観光が目的というより、温泉につかってノンビリ過ごすためね。

連休開始日とあってか新幹線は満席。台風の影響で東海地方は大雨でしたが、西明石に着いた時は小雨。義弟と待ち合わせて明石の“魚の棚”商店街にある明石焼きの遅い昼食。卵たっぷりのフワフワの生地の中に明石名物の蛸が入っていて、お出汁に浸して食べると口の中でとろけます。最近は冷凍物が出回っており、全国どこでも食べることができますが、最高の味は、やっぱり明石でないとね。墓参りをした後、舞子から高速バスで洲本へ。洲本温泉“ホテルニューアワジ”に宿泊。淡路には昨年5月にも行っており、その時はコロナの影響でアルコールの提供がありませんでしたが、今回は特上ワインをチビリチビリやりながら地元の食材を使ったフランス料理のフルコースで夕食。

翌日は、洲本バスセンター9時15分発のバスで福良に行って、鳴門渦潮クルーズの乗船。大潮に合わせて予約していた10時50分発の咸臨丸にて出航。鳴門海峡大橋の上から渦潮を見たことはあるのですが、揺れを体感しながらの渦潮見学は迫力ありましたよ。見学するなら、満潮と干潮の差が大きい大潮の時ですな。

人形座で淡路人形浄瑠璃を観賞(半分近く居眠り)した後、タクシーにてホテルへ帰還。夕食は部屋食で、“獺祭”でチビリチビリやりながら懐石料理に舌鼓。

10時30分にチェックアウトし、洲本バスセンター内にある観光案内所で玉葱を直売している“御食菜采館(みけつさいさいかん)”を教えてもらい、玉葱などを購入。宅急便で送ってもらえるよう手配。淡路島玉葱は甘み成分が多く、シャキっとしていて美味しいんですよ。

御食館で淡路牛のメンチカツで昼食。昨年も同じものを食べており、メンチカツの美味さは、昨年食べたメンチカツの中で一番でした。12時30分の高速バスで新神戸に行き、14時30分ののぞみ28号で帰京。

今年初めての国内旅行でしたが、コロナなど関係ないような人出でしたねェ。

 

続きで

録画していた『ドント・ブリーズ2』(2021年/監督:ロド・サヤゲス)を観る。元特殊部隊の盲目の老人が悪党相手に戦うスリラーアクションです。

盲目の老人ノーマン(スティーヴン・ラング)はフェニックス(マデリン・グレイス)という少女と暮らしていますが、謎の武装集団が家を襲撃。悪党2人は倒しますが、家は焼き払われ、フェニックスは連れ去られます。フェニックスは覚醒剤密売団のボスの娘で、覚醒剤製造に必要な妻のために娘の心臓を移植しようとしているとんでもない奴。5年前にノーマンが火事になった彼らのアジトからフェニックスを連れ出していたんですな。密売団が連れてきた犬に道案内させ、ノーマンは彼らのアジトに乗り込みますが……

前半のノーマンの家での戦いと、後半の密売団のアジトでの戦いの2段階となっています。後半の戦いは、かなり御都合主義。足音を聞いて、あっという間に4人を撃ち倒すなんてね。前作で見せたクレー爺さが薄れ、単なる爺ヒーロー。残念ながら平凡な出来で~す。

明日から淡路島へ旅行に行くので、26日まで日記を休みます。

設定に期待して

録画していた『ドント・ブリーズ』(2016年/監督:フェデ・アルバレス)を観る。盲目の老人が住む屋敷に、泥棒に入った3人が思わぬ反撃にあうスリラーアクションです。

自堕落な母のもとから妹と家出してカリフォルニアに住む夢を持つロッキー(ジェーン・レヴィ)は、周囲には誰も住まない屋敷に住む盲目の男(スティーヴン・ラング)が娘の交通事故の示談金で大金を所持していることを恋人マネー(ダニエル・ソヴァット)の情報で知ります。マネーの提案で、父親が警備会社で働くロッキーの友人アレックス(ディラン・ミネット)を誘って盗みに入ることを計画。軽い気持ちで屋敷に侵入した3人でしたが、盲目の男は元特殊部隊の隊員で、物音に気づかれたマネーが男に撃ち殺され……

前半の30分は状況説明や登場人物の紹介ですが、マネーが殺されてからは恐怖のジェットコースターに転じます。暗闇の屋敷の中では盲目の男の方が圧倒的に有利。盗みに入った連中が気の毒になるくらいのクレー爺に狙われ、おまけに獰猛な犬まで飼っています。屋敷内に閉じ込められたロッキーとアレックスが盗んだ金を持って、どうやって脱出するか色々な見せ場を用意しており、サスペンスがラストまで持続。よく出来たB級映画といえま~す。