単純なアトラクションだったけど

nostalji2008-09-08

西岸良平:著の『三丁目の夕日』(小学館:2001年12月7日第1刷発行)を読了。今回のテーマは“クラス会”ですが、“クラス会”というより“再会”が基本テーマになっています。映画の主人公・鈴木オートの一家が登場する話は一編もありません。町田忍のコラムも“クラス会”とは関係ない「遊園地」です。日本で最初の遊園地が浅草の「花屋敷」だとは知らなんだ。嘉永6年(1853年)に常設の見世物小屋が軒を並べていたとか……
私の想い出の遊園地となると、東京で暮らしていた時は「向ヶ丘遊園」ね。小学校に入学するまでは経堂に住んでいたものですから。小学校入学時に東京から広島に移り住み、広島では「楽々園遊園地」ね。海水浴場もあって、夏休みに遊びに行きました。ジェットコースターはまだなくて、最もスリルのあるアトラクションといえばウォーターシュートでしたね。水が流れている大きな滑り台をボートが一気に滑り落ちるだけの単純なモノなんですけど、船頭がボートの舳先に乗っていて、ボートが池に落ちた瞬間、濡れないようにジャンプするんですよ。このパフォーマンスはどこのウォーターシュートでも共通のものでした。最近のウォーターシュートは複雑になってきましたが、この手のパフォーマンスが見られなくなったのは寂しいで〜す。