何が売りなのか

nostalji2009-03-14

録画していた勝新太郎主演の『風と雲と砦』(1961年・大映/監督:森一生)を観る。作品の意図がよくわからない時代劇です。戦国時代を舞台にしたカツシンと水谷良重のメロドラマになるんですかね。カツシンに魅力がないし、水谷良重も魅力的に撮られていない(腫れぼったい顔で全然美麗じゃない)ので、女のために何でもするカツシンが馬鹿に見えてしまいます。近藤美恵子がカツシンを慕う理由付けもできていないし、ただ何となくだけでは説得力はありません。戦国絵巻としての勇壮さもないし、熟慮することなく、ただ何となく作っただけの映画ですね。駄作!
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