美女が目当てで

nostalji2009-06-02

放ったらかし録画保存ビデオの『消されたスパイ』(1966年/監督:ガード・オズワルド)を観る。“007”シリーズの大ヒットにより、全世界的にスパイ映画のブームになりピンからキリまで続々とスパイ映画が製作されました。これは、キリの方ね。未知の細菌が付着した隕石が落下してきて、その細菌にふれた人間は、たちまちドロドロになってしまうんですな。東側(東西冷戦の時代ですからね)の科学者が、この細菌を培養してアメリカを滅ぼそうと計画します。その細菌に対する治療薬を研究していた平和愛好の生化学者がアメリカに亡命してきて、彼を守ってハームという秘密情報組織の諜報員(マーク・リッチマン)が東側スパイと戦うのです。
細菌を利用した胞子銃や水陸両用自動車などの新兵器や美女(バーバラ・ブーシェ)も登場し、スパイ映画の常道を行っていますが、知らない監督に知らない役者、チャチな特撮、安っぽい小道具にチンタラ・アクションと、内容はお粗末です。画像は、バーバラ・ブーシェ。演技なんか期待していません。お色気満点のセクシー美女が登場するだけで満足なので〜す。
久しぶりにカミさんと大宮へ。食事までは一緒ですが、後は別行動です。“ブックオフ”で未読の『三丁目の夕日』2冊とDVD『クイック&アンデッド』を、“ジュンク堂”で『バガボンド30』を購入しました。『クイック&アンデッド』は千円と安かったこともあり、未来世紀ニューウエストという副題につられましてね。内容が期待できるようなものでないことは予想できるんですが、話のタネになるでしょう。