レギュラーの死

nostalji2009-06-07

録画していた『必殺!Ⅲ・裏か表か』(1986年・松竹/監督:工藤栄一)を観る。江戸の金融を独占する両替商組合との対決を描いたシリーズ3作目です。『必殺仕事人Ⅴ激闘編』のレギュラー(但し、弐の梅沢富美男は登場せず)に秀(三田村邦彦)が加わった布陣ね。庶民の怨みをはらすというより、命を狙われた中村主水藤田まこと)を助けるために仕事人仲間が戦うといった感じです。この戦いで、組紐屋の竜(京本正樹)、壱(柴俊夫)、参(笑福亭鶴瓶)が死ぬんですが、テレビシリーズの後日談といったところなんでしょうか。集団チャンバラの手際のよい演出は、さすが工藤栄一なんですが、殺しの情念といったものは全然なく、仕事人の面白さはありませんね。劇場版ということで松坂慶子の出演となったのでしょうが、大物スターの存在が物語を制約し、マイナスになっていま〜す。
W杯アジア最終予選は、1−0でウズベキスタンを破り、W杯出場を決めました。日本のサッカーレベルは確実にアップしており、W杯出場が当り前のようになってきましたが、世界の強豪を相手にするには、やっぱりFWが力不足だなァ。