千葉県職員は毎日四月馬鹿

nostalji2009-09-14

西岸良平:著の『三丁目の夕日』(2002年4月12日第1刷発行)を読了。テーマは“エイプリル・フール”ね。4月1日は年に1日だけウソをつける日、エイプリル・フール(四月馬鹿)として昭和30年代までは行事として定着していましたが、最近は聞かなくなりました。当時の日本人は誰もが生真面目で、嘘をつくのは大変悪いことだと思っていたので、年に一度の気晴らしとして、皆で嘘をついて楽しんだんですね。最近は嘘つきばかりなので、4月1日に嘘をついてもシャレにもなりません。
町田忍のコラムはテーマとは関係ない「長距離列車」ね。新幹線が開通するまでは、遠距離移動は長距離列車が主役でした。当時は長距離の鈍行列車がたくさんあって、金のない学生は帰省に利用したものです。たいてい夜行で、列車から降りると、ホームの洗面所で顔を洗うのね。服には煙草の臭いが染み付いて、半日ぐらいは臭いが取れなかったですねェ。