新東宝の軌跡

nostalji2009-10-03

『新東宝の軌跡』(コアラブックス:2009年10月25日発行)に目を通す。新東宝の作品76本を紹介したビジュアル本です。現在、“日本名画遺産”の名称で新東宝の50作品がDVD発売されており、それとのタイアップのような気がします。新東宝は設立からわずか15年で消えていった映画会社で、その歴史をみると常に資金不足の状態だったんですね。テレビの影響で衰退していったのでなく、配給網の弱さに起因しています。作品的にみると、大蔵貢の社長時代とそれ以前にはっきり分かれますね。新東宝の一般的イメージは大蔵時代のもので、それ以前には良質な作品が数多くありますよ。でも、私は大蔵時代のマイナー作品が好きで〜す。
信長の野望・革新』は、武田が輪島港に兵を集めたので、例によって水軍で輪島港を攻撃し占領。小早と完全武装した安宅船では勝負になりませんな。8万で24万の大軍を破り、輪島港には16万の兵力が確保されました。武田が兵力を増強してくる前に一乗谷城を攻略し、さらに織田との連合軍で大垣城(支城)を占領。強力武将が少ないので、合戦には移動して全員参加です。兵数が多ければ、武将が一人しかいなくても敵は攻めてきませんからね。毛利元就が1573年3月に死亡し、隆元に相続させました。