もっとスペクタクルを

nostalji2011-10-07

録画していた『日蓮』(1979年・松竹/監督:中村登)を観る。日蓮の生涯を描いた作品で、萬屋錦之介が熱演しています。だけど、少しオーバーアクトね。中村から萬屋になって、演技が臭くなりましたよ。登場人物は多岐にわたり、出演者の顔ぶれも賑々しいですが、内容は総花的でドラマとしての盛り上がりにかけます。見せ場は大地震と、日蓮が斬首されそうになる時の竜巻かな。蒙古軍が暴風で海の藻屑になるところは、『日蓮と蒙古大襲来』(1958年・大映/監督:渡辺邦男)で使われているので、あえて外したんですかね。だけど、クライマックスは蒙古大襲来ですよ。『十戒』で紅海が割れるシーンがないのと同じようなもので、フィクションでも日蓮が祈って暴風が起こらないと盛り上がりませ〜ん。
パソコンの調子が悪い。パソコンの寿命は5年くらいで、新機種がどんどん発売されているので修理するより買い替えた方がいいと言う人がいますが、高齢者が使う用途は限られており、色々な機能は必要ないんですよ。文書が書けて、印刷できて、ネットができればそれでいいです。パソコンでテレビやDVDを観ようとは思わないし、CDを聴こうとも思いません。買い替えろと言ったって、安い買物じゃないんだよォ。