たまにはホラー

録画していた『ヴァチカンのエクソシスト』(2023年/監督:ジュリアス・エイヴァリー)を観る。実在のエクソシストによる回顧録を原作にしたオカルトホラー。

1987年、ヴァチカンのエクソシスト(悪魔祓い師)アモルト神父(ラッセル・クロウ)は、ローマ教皇フランコ・ネロ)直々の依頼でスペインの村の修道院へやって来ます。米国からやって来た修道院の所持者ジュリア(アレックス・エッソー)の息子ヘンリーに超常現象が発生。地元のトーマス神父(ダニエル・ソヴァット)にはなすすべがなく、アモルト神父が悪魔払いを開始。しかし、ヘンリーに憑りついた悪魔は強力で歯が立ちません。アモルト神父とトーマス神父は悪魔の正体を調査。修道院の地下の井戸の奥にある部屋で、中世ヨーロッパでカトリック教会が異端者の摘発と処罰のために行っていた宗教裁判の記録を発見。そして、悪魔の正体がアスモデウスということがわかりますが……

初めて『エクソシスト』(1973年/監督:ウィリアム・フリードキン)を観た時のような驚きはありませんが、最新映像技術を駆使し、神秘的な悪魔払いを迫力たっぷりに描いています。ラッセル・クロウも好演。どこまでが史実なのかは疑問なんですけどね。