時代劇が少ない

nostalji2009-03-08

WBC1次ラウンドの決勝戦を観るため録画していた、NHK土曜時代劇『浪花の華・緒方洪庵事件帳』の最終回を観る。若き日の緒方洪庵窪田正孝)を主人公にしたミステリー・タッチの時代劇です。なにしろ剣術のできない医学生が主人公なので物語作りに苦心したでしょうね。悪党に命を狙われても、自分で身を守ることができないのですから。結果として彼を助けることになるのが、財天別流という秘密組織の男装の剣客・左近(栗山千明)ね。極めてユニークな時代劇で、もっと続けて欲しかったです。
画像は、『キル・ビルVol.1』の栗山千明。『死国』で主演デビューしたのですが、私には『キル・ビルVol.1』の殺し屋女子高生・ゴーゴー夕張の方が強い印象が残っています。『キル・ビル』での、キレの良いアクションが『浪花の華』でも活かされており、満足、満足でした。
ところで土曜時代劇は4月から『陽炎の辻』のシーズン3が始まるのですが、放送されている新作時代劇が、『水戸黄門』、『必殺仕事人2009』、『天地人』だけとは寂しいかぎりです。書下ろし時代小説は多数出版されているので原作には事欠かないのにね。未見の再放送時代劇やチャンバラ映画があるので、今のところ退屈はしていませんが……