無事、帰京

nostalji2006-01-04

実家に持って帰って読もうと考えていたエリザベス・ヘイ:著(柴田京子:訳)の『ガルボ、笑う』(文春文庫:2004年7月10日第1刷発行)を、新幹線の中でやっと読了。題名の由来は“ガルボ、笑う!”というコピーで宣伝された『ニノチカ』からきています。笑わないスターと云われたグレタ・ガルボが大笑いしたことが珍しくて、作品の宣伝に利用されたんですね。でもって、小説の方ですが題名と何の関係もありません。映画ファン(それもクラシック映画ファン)にとっては楽しめる小説ですが、そうでない人には面白さを味わうことはできないでしょうね。この題名は、“クラシック映画ファンだけがわかる小説”というような意味合いを持っているのかもしれません。西部劇が『リオ・グランデの砦』しか出てこないのが不満ですが、ミュージカルが色々出てくるので是としましょう。
“おめでとうメール”の返信と、出していなかった賀状を作成して本日は終わり。バックデイトでの日記の作成は、明日からにしましょう。