憧れはするけど

nostalji2008-05-18

お袋の手術経過が良好なので帰京する。新幹線の中で、読み了えていなかった関口治:著の『風よ、大地よ、幌馬車よ』(キング・ベアー出版:1998年2月5日初版発行)を読了。約100日間かけてアメリカ中西部のオマハからソルトレークまでの1800キロを幌馬車で旅するというアメリカ西部開拓者追随の旅に参加した日本人一家の旅行記です。幌馬車の旅というとロマンを感じさせますが、トイレも風呂も不便で、食事も不味いなんて、私は御免ですね。この手の旅行は、本かテレビで味わうに限ります。それにしても、家族の絆を深めるには、物の豊かな都会生活では無理なのかもしれませんね。心の豊かさを捨てて、物の豊かさを選んだのが現在の日本なんですから。