キネマの天地

nostalji2008-06-25

雑務で1日終わり。
画像は、『蒲田行進曲』のレコードジャケット。1920年6月25日、松竹映画の礎を築いた蒲田撮影所が開設されました。関西演劇界の大会社・松竹が東京演劇界を席捲し、その余力をもって映画界に進出したのです。記念すべき第1回作品は川田芳子主演の『島の女』だったとか。松竹の参加によって、日本映画は本格的な女優時代となり、女優志願熱を全国に流行させました。映画によって昨日までの無名の男女が一躍スターになったんですな。松竹映画の新しさは映画館にもおよび、鳴り物伴奏から洋楽伴奏に変わりました。映画館で開演前に演奏されていたのが「蒲田行進曲」です。ウキウキさせるような名調子に道行く人の足は映画館へ……
夕方、散歩を兼ねて図書館へ。久しぶりに『はじめてのミステリー映画』、『渥美清』、『歌謡曲はどこへ行く?』の3冊を借りてきました。