もう少し、なんとか……

nostalji2008-12-10

健康診断の結果を聞きに行った後、録画していた『江戸群盗傳』(1958年・松竹/監督:福田晴一)を観る。原作は柴田錬三郎ね。主人公(近衛十四郎)は、初期の柴錬の小説では定番の反権力型ヒーローです。主人公に犯されながらも主人公を愛するようになる薄幸のヒロイン(嵯峨美智子)、主人公に味方する泥棒(北上弥太郎)・ヤクザ(名和宏)・講釈師(花菱アチャコ)、主人公と敵対する剣客(戸上城太郎・石黒達也)と、これまた定番キャラが登場してストーリー展開していきます。ただ、ストーリーを追うことに終始して、登場人物の整理ができておらず、説明的セリフだけで内容は薄っぺらいものとなっていますね。チャンバラの上手い近衛と戸上の対決をじっくり見せるとか、演出に工夫が欲しかったで〜す。
でもって健康診断ですが、腹囲が85センチ以上・血圧が130−85以上・血糖値が100以上と例年通りで、それ以外の異常はありませんでした。だけどメタボリックシンドロームの積極的支援レベルということで、近くの保健センターに連絡しなければならないとのこと。ほっといたら、保健センターから連絡がくるんだってさ。こんなことに金をかけるんだったら、産科医や小児科医を増やすことに金をかけたらいいのにね。年寄りを長生きさせる必要はないよォ〜。